2020/09/08

dancyu10月号 TOKYO買い出し散歩

dancyu最新号でお仕事。
第二特集のTOKYO 買い出し散歩で、
錦糸町アジア食材買い物ルポを担当しました。
いや歩いた歩いた、刺激的な1日。
飛行機に乗らなくても、いろんな国の食文化を歩いてホッピングできるなんて、
改めて錦糸町、面白い町です。
誌面には乗り切らなかったけど、済州島のクラフトビールなど、
掘り出しアイテムにたくさん出会えて、楽しい買い出し散歩でした。
ビールのことは、後ほどブログにあげます。

ほかにも、北は練馬で野菜とワイン、南は糀谷で魚とさつま揚げ、
西は青梅でチーズとわさびと、個性的な都内旅が紹介されています。
青梅の玉川の自然豊かな緑の景色、ちょっと驚いた。行ってみたい。 










dancyu @dancyu_mag 最新号のTOKYO 買い出し散歩で、錦糸町アジア食材買い物ルポを担当しました。いや歩いた歩いた、刺激的な1日。飛行機に乗らなくても、いろんな国の食文化を歩いてホッピングできるなんて、改めて錦糸町、面白いとこです。 ほかにも、北は練馬で野菜とワイン、南は糀谷で魚とさつま揚げ、西は青梅でチーズとわさびと、個性的な都内旅が紹介されています。青梅の玉川の自然豊かな緑の景色、ちょっと驚いた。行ってみたい。 1特のフルーツ特集もおいしそうなレシピがずらり。小堀紀代美さん @likelikekitchen のパイナップル🍍や有賀薫 @arigakaoru さんのアボカド🥑料理も試してみたい。ということでdancyu 最新号、買いですぞ! #dancyu #東京散歩 #東京さんぽ #東京グルメ #東京旅行 #東京買い出し散歩
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2020/08/21

たことじゃがいものホットマヨソース

先々週末更新したcakes連載では
たことじゃがのホットマヨソースをご紹介しています。
もちろん、テーマはヴィーニョ・ヴェルデに合う料理。

ポルトガルではじゃがいもとたこは鉄板の相性。今回は冷たくいただきます。
ゆでじゃがに薄切りのゆでたこを乗せ、
玉ねぎと青唐辛子を加えたさわやかマヨソースをかけるだけの、
あっという間のおつまみ。
見た目は、タコのガリシア風。 

合わせたのは、高貴品種と呼ばれるアルヴァリーニョを100%使ったエレガントな1本。
プリメイラス・ヴィーニャス(最初のぶどう畑)と呼ばれる
丹精込めたビオロジック畑で育ったブドウを使い、
果実味とうま味がぎゅっと詰まった、香りと味わいに余韻たっぷりの白。
ヴィーニョ・ヴェルデ特有の酸もきりっと感じられ、たことの相性は抜群です。
 「ソアリェイロ プリメイラス ヴィーニャス2018
扱いは木下インターナショナル 。

家の食事で季節を感じよう! 



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cakes 連載「ポルトガル食堂」更新しました。 爽やかマヨソースが夏の味 「タコじゃがのホットマヨソース」 https://cakes.mu/posts/31140 ポルトガルではじゃがいもとたこは鉄板の相性。今回は冷たくいただきます。ゆでじゃがに薄切りのゆでたこを乗せ、玉ねぎと青唐辛子を加えたさわやかマヨソースをかけるだけの、あっという間のおつまみ。見た目は、タコのガリシア風。 合わせたのは、高貴品種と呼ばれるアルヴァリーニョを100%使った、エレガントな1本。プリメイラス・ヴィーニャス(最初のぶどう畑)と呼ばれる丹精込めたビオロジック畑で育ったブドウを使い、果実味とうま味がぎゅっと詰まった、香りと味わいに余韻たっぷりの白。ヴィーニョ・ヴェルデ特有の酸もきりっと感じられ、たことの相性は抜群です。 「ソアリェイロ プリメイラス ヴィーニャス2018」扱いは木下インターナショナル 家の食事で季節を感じよう! #ポルトガル食堂#tasquinhadeportugal #vinhoverde #ヴィーニョヴェルデ#vinhoverdewines #vinhoverdewinelover#魚料理#魚介料理 #たこ料理
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2020/08/03

旅の良書2020

日本旅行作家協会主催、斎藤茂太賞のなかの #旅の良書2020
昨春出版した「ムイトボン!ポルトガルを食べる旅」が選ばれました。
選んでいただき光栄です、ありがとうございます。 

精神科医であり、旅の随筆を多く書かれた斎藤茂太(弟は北杜夫、父が斎藤茂吉)の名を冠したこの賞は今回5回目、その選考過程で選抜される良書は今年が第2回目。
毎年10冊前後が選ばれるそうです。
良書って言葉、大人の推しを表すほど良い表現でいいですね。

以下、今年選ばれた本を日本旅行作家協会HPからご紹介します。

 [旅の良書2020](順不同)
■馬田草織『ムイト・ボン!ポルトガルを食べる旅』(産業編集センター) 
■吉田正仁『リヤカー引いてアフリカ縦断 時速5キロの歩き旅』(小学館) 
■梅宮創造『英国の街を歩く』(彩流社) 
■滝澤恭平『ハビタ・ランドスケープ』(木楽舎) 
■ナカムラクニオ『世界の本屋さんめぐり』(産業編集センター) 
■芦原 伸『ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫』(白水社) 
■乙武洋匡『ただいま、日本』(扶桑社) 
■坂田ミギー『旅がなければ死んでいた』(ベストセラーズ) 
■岡本仁『また旅。』(京阪神エルマガジン社) 

自分じゃない誰かの旅が、文字を通して自分の人生に密に関わってくる、
そんな体験は本ならでは。
私もさまざまな作家の旅を、本で追体験してきました。 
改めてこの本に関わってくださったみなさま、ありがとうございました!



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日本旅行作家協会 (jtwo.net)主催、斎藤茂太賞の #旅の良書2020 に、昨春出版した「ムイトボン!ポルトガルを食べる旅」が選ばれました。選んでいただき光栄です、ありがとうございます。 この企画は今年が第2回目で、毎年10冊前後が選ばれるそう。良書って言葉、いいな。以下、今年選ばれた本を、日本旅行作家協会HPからご紹介します。 [旅の良書2020](順不同) ■馬田草織『ムイト・ボン!ポルトガルを食べる旅』(産業編集センター) ■吉田正仁『リヤカー引いてアフリカ縦断 時速5キロの歩き旅』(小学館) ■梅宮創造『英国の街を歩く』(彩流社) ■滝澤恭平『ハビタ・ランドスケープ』(木楽舎) ■ナカムラクニオ『世界の本屋さんめぐり』(産業編集センター) ■芦原 伸『ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫』(白水社) ■乙武洋匡『ただいま、日本』(扶桑社) ■坂田ミギー『旅がなければ死んでいた』(ベストセラーズ) ■岡本仁『また旅。』(京阪神エルマガジン社) 自分じゃない誰かの旅が、文字を通して自分の人生に密に関わってくる、そんな体験は本ならでは。私もさまざまな作家の旅を、本で追体験してきました。 改めてこの本に関わってくださったみなさま、ありがとうございました! #旅の良書 #旅の良書2020 #日本旅行作家協会#旅行行きたい #旅の記録 #tasteporto #portcentral #madeira #lisboa #aveiro #portugal #portugal🇵🇹 #portugal_lovers#visitportugal #algarvelovers
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2020/07/31

豚こまボールのスパイスフリット 

先週末更新したcakes連載では
豚こまボールのスパイスフリットをご紹介しています。

豚こまにスパイスと塩で軽く味付けして小さく丸めたら、
こんがりするまで揚げるだけ。
ひき肉で作る肉団子より脂分が少ない分、
かむと肉感がぎゅっ、スパイスの香りふわりです。

 合わせたのは、我が家のスタメンヴィーニョ・ヴェルデの1本。
顔ラベルからしてなんだか楽し気な雰囲気ですが、
実はクールな哲学のあるヴィーニョ・ヴェルデ。
人の手をなるべく介さず自然のまま、1Lボトルで手ごろな価格など、
ワインの自由を謳歌しようという気概に満ちていて、
存在自体が気持ちいい。
 「ナットクール ホワイト」 
昔ながらの製法で溶け込んだ微炭酸もシュワー!




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cakes 連載「ポルトガル食堂」更新しました。 豚こまでスパイシーなつまみ「豚こまボールのスパイスフリット」 https://cakes.mu/posts/30946 豚こまにスパイスと塩で軽く味付けして小さく丸めたら、こんがりするまで揚げるだけ。ひき肉で作る肉団子より脂分が少ない分、かむと肉感がぎゅっ、スパイスの香りふわり、です。 合わせたのは、我が家のスタメンヴィーニョ・ヴェルデの1本。顔ラベルからしてなんだか楽し気な雰囲気ですが、実はクールな哲学のあるヴィーニョ・ヴェルデです。人の手をなるべく介さず自然のまま、1Lボトルで手ごろな価格など、ワインの自由を謳歌しようという気概に満ちていて、存在自体が気持ちいい。昔ながらの製法で溶け込んだ微炭酸もシュワー! 「ナットクール ホワイト」 @niepoortvinhos @natcoolwines 扱いは木下インターナショナル #ポルトガル食堂#tasquinhadeportugal #vinhoverde #ヴィーニョヴェルデ#vinhoverdewinelover#vinhoverdewinelover #豚肉レシピ #豚こまレシピ #豚こま #vinho#niepoort #niepoortwines #natcool
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2020/07/20

料理王国最新号「日本のパスタ100年史」

この1か月間集中的に取材していた仕事がようやく形になりました。

 遡って15年前、まだフリーランスになったばかりの頃お世話になっていた、
当時土田美登世さん率いる料理王国編集部。
レストラン取材から食材生産者、食文化の歴史ルポなど、
様々な切り口の食ページを担当させていただきました。 

今思えば、私の大暴走にも近いポルトガルのルポを8ページも任せてくださり、
ポルトガルに本気で向かい合う最初のチャンスをいただいたのも懐かしい。 

その当時土田編集長が燃えていたのが、
日本のイタリアンやフレンチの歴史をひもとく特集。
私はなぜか明治時代を担当することが多く、毎回国会図書館に通い、
ボートルはバターとか、温飩はマカロニの意味とか、
普通の生活では活用しようのない洋食黎明期の頃の蘊蓄的知識が
どんどん増えていきました。 

そんな懐かしい2006年の「パスタ100年史」から15年、
再び土田さんから明治時代のイタリアン黎明期を調査するよう出動依頼をいただき、
今回はパスタに焦点を絞って「日本のパスタ事始め」を取材し、まとめることに。 

明治前後の洋食黎明期の資料って意外に少ない。
だから、似たような記事を検索すると書いてある事は大体一緒で、
それと同じ記事ではわざわざ15年ぶりにやる意味がない。
そこで、イタリアでは同時期どんな様子だったのか、フランスでは?
さらには、料理の世界以外でも、マカロニの痕跡は日本国内に無いのかなど調べました。


その結果、19世紀末に長崎の外海にある出津村で、
村人とともにマカロニを作っていた
フランス人宣教師マルコ・マリー・ド・ロ神父の物語や、
西洋料理人の先駆け、草野丈吉が作ったマカロニソーフなるメニューなど、
15年前にはたどり着かなかった情報に出会えました。
ド・ロ神父のエピソードは今も長崎で語り継がれ、地元メーカーの努力もあり、
ドロ様そうめん、長崎スパゲッチーと言う商品名で販売されています。

 ……と、これ以上詳しく書くと記事を読んでいただいた時につまらないので、
詳しくはどうぞ料理王国最新号を読んでみて下さい。

 昨年、遠藤周作記念館のある長崎の出津を個人的興味で訪れていたので、
電話取材で地元メーカーの方や出津の修道院長などと電話でお話をしながら、
何かに導かれている気がしてなりませんでした。 
コロナで国会図書館も閉まっている中リサーチがうまく行くか不安でしたが、
100年以上経ったデータ類はオンラインで閲覧できたりと結構手段は見つかるもの。
オンライン化最高。
今回は様々な方にご協力いただけたおかげで、
現地に取材に行かずとも、詳しい資料なども手に入れることができました。

SNSではつながっていませんが、株式会社サンフリード様、えぬ編集室様、
お告げのマリア修道会様、女子パウロ会様、
ホスタリア・エル・カンピドイオ吉川シェフ、
ホテルメトロポリタンエドモント中村名誉総料理長、及び関係者の皆様、
改めてご協力ありがとうございました。

 明治から現代まで、日本人が愛してきたパスタの歴史や魅力、シェフの皆さんの思いが詰まっている料理王国最新号、ご興味のある方はぜひご覧下さい。




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この1か月間集中的に取材していた仕事がようやく形になり、さらっと紹介するつもりが、ちょっと長ーくなっちゃいました。 遡って15年前、まだフリーランスになったばかりの頃お世話になっていた、当時土田美登世さん率いる料理王国編集部。レストラン取材から食材生産者、食文化の歴史ルポなど、様々な切り口の食ページを担当させていただきました。 今思えば、私の大暴走にも近いポルトガルのルポページを8ページも任せていただいて、ポルトガルに本気で向かい合う最初のチャンスをいただいたのも懐かしい。 その当時、土田編集長が燃えていたのが、日本のイタリアンやフレンチの歴史をひもとく特集。私はなぜか明治時代を担当することが多く、毎回国会図書館に通い、ボートルはバターとか、温飩はマカロニの意味とか、普通の生活では活用しようのない洋食黎明期の頃の蘊蓄的知識がどんどん増えていきました。 そんな懐かしい2006年の「パスタ100年史」から15年、再び土田さんから明治時代のイタリアン黎明期を調査するよう出動依頼をいただき、今回はパスタに焦点を絞って「日本のパスタ事始め」を取材し、まとめることに。 明治前後の洋食黎明期の資料って意外に少ない。だから、似たような記事を検索すると、書いてある事は大体一緒で、それと同じ記事ではわざわざ15年ぶりにやる意味がない。そこで、イタリアでは同時期どんな様子だったのか、フランスでは?さらには、料理の世界以外でも、マカロニの痕跡は日本国内に無いのかなど調べました。 その結果、19世紀末に長崎の外海にある出津村で、村人とともにマカロニを作っていたフランス人宣教師マルコ・マリー・ド・ロ神父の物語や、西洋料理人の先駆け、草野丈吉が作ったマカロニソーフなるメニューなど、15年前にはたどり着かなかった情報に出会えました。 ド・ロ神父のエピソードは今も長崎で語り継がれ、地元メーカーの努力もあり、ドロ様そうめん、長崎スパゲッチーと言う商品名で販売されています。 …と、これ以上詳しく書くと記事を読んでいただいた時につまらないので、詳しくはどうぞ料理王国最新号を読んでみて下さい。 昨年、遠藤周作記念館のある長崎の出津を個人的興味で訪れていたので、電話取材で地元メーカーの方や出津の修道院長などと電話でお話をしながら、何かに導かれている気がしてなりませんでした。 コロナで国会図書館も閉まっている中リサーチがうまく行くか不安でしたが、100年以上経ったデータ類はオンラインで閲覧できたりと結構手段は見つかるもの。オンライン化サイコー。 今回は、様々な方にご協力いただけたおかげで、現地に取材に行かずとも、詳しい資料なども手に入れることができました。SNSではつながっていませんが、株式会社サンフリード様、えぬ編集室様、お告げのマリア修道会様、女子パウロ会様、ホスタリア・エル・カンピドイオ吉川シェフ、ホテルメトロポリタンエドモント中村名誉総料理長、及び関係者の皆様、改めてご協力ありがとうございました。 明治から現代まで、日本人が愛してきたパスタの歴史や魅力、シェフの皆さんの思いが詰まっている料理王国最新号、ご興味のある方はぜひご覧下さい。 #料理王国 #パスタ#明治の洋食 #食道楽#ドロ様そうめん #長崎スパゲッチー #出津教会 #草野丈吉のレストラン #草野丈吉
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