dancyu最新号でお仕事。
第二特集のTOKYO 買い出し散歩で、
錦糸町アジア食材買い物ルポを担当しました。
いや歩いた歩いた、刺激的な1日。
飛行機に乗らなくても、いろんな国の食文化を歩いてホッピングできるなんて、
改めて錦糸町、面白い町です。
誌面には乗り切らなかったけど、済州島のクラフトビールなど、
掘り出しアイテムにたくさん出会えて、楽しい買い出し散歩でした。
ビールのことは、後ほどブログにあげます。
ほかにも、北は練馬で野菜とワイン、南は糀谷で魚とさつま揚げ、
西は青梅でチーズとわさびと、個性的な都内旅が紹介されています。
青梅の玉川の自然豊かな緑の景色、ちょっと驚いた。行ってみたい。
先々週末更新したcakes連載では
たことじゃがのホットマヨソースをご紹介しています。
もちろん、テーマはヴィーニョ・ヴェルデに合う料理。
ポルトガルではじゃがいもとたこは鉄板の相性。今回は冷たくいただきます。
ゆでじゃがに薄切りのゆでたこを乗せ、
玉ねぎと青唐辛子を加えたさわやかマヨソースをかけるだけの、
あっという間のおつまみ。
見た目は、タコのガリシア風。
合わせたのは、高貴品種と呼ばれるアルヴァリーニョを100%使ったエレガントな1本。
プリメイラス・ヴィーニャス(最初のぶどう畑)と呼ばれる
丹精込めたビオロジック畑で育ったブドウを使い、
果実味とうま味がぎゅっと詰まった、香りと味わいに余韻たっぷりの白。
ヴィーニョ・ヴェルデ特有の酸もきりっと感じられ、たことの相性は抜群です。
「ソアリェイロ プリメイラス ヴィーニャス2018」
扱いは木下インターナショナル 。
家の食事で季節を感じよう!
日本旅行作家協会主催、斎藤茂太賞のなかの #旅の良書2020 に、
昨春出版した「ムイトボン!ポルトガルを食べる旅」が選ばれました。
選んでいただき光栄です、ありがとうございます。
精神科医であり、旅の随筆を多く書かれた斎藤茂太(弟は北杜夫、父が斎藤茂吉)の名を冠したこの賞は今回5回目、その選考過程で選抜される良書は今年が第2回目。
毎年10冊前後が選ばれるそうです。
良書って言葉、大人の推しを表すほど良い表現でいいですね。
以下、今年選ばれた本を日本旅行作家協会HPからご紹介します。
[旅の良書2020](順不同)
■馬田草織『ムイト・ボン!ポルトガルを食べる旅』(産業編集センター)
■吉田正仁『リヤカー引いてアフリカ縦断 時速5キロの歩き旅』(小学館)
■梅宮創造『英国の街を歩く』(彩流社)
■滝澤恭平『ハビタ・ランドスケープ』(木楽舎)
■ナカムラクニオ『世界の本屋さんめぐり』(産業編集センター)
■芦原 伸『ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫』(白水社)
■乙武洋匡『ただいま、日本』(扶桑社)
■坂田ミギー『旅がなければ死んでいた』(ベストセラーズ)
■岡本仁『また旅。』(京阪神エルマガジン社)
自分じゃない誰かの旅が、文字を通して自分の人生に密に関わってくる、
そんな体験は本ならでは。
私もさまざまな作家の旅を、本で追体験してきました。
改めてこの本に関わってくださったみなさま、ありがとうございました!
先週末更新したcakes連載では
豚こまボールのスパイスフリットをご紹介しています。
豚こまにスパイスと塩で軽く味付けして小さく丸めたら、
こんがりするまで揚げるだけ。
ひき肉で作る肉団子より脂分が少ない分、
かむと肉感がぎゅっ、スパイスの香りふわりです。
合わせたのは、我が家のスタメンヴィーニョ・ヴェルデの1本。
顔ラベルからしてなんだか楽し気な雰囲気ですが、
実はクールな哲学のあるヴィーニョ・ヴェルデ。
人の手をなるべく介さず自然のまま、1Lボトルで手ごろな価格など、
ワインの自由を謳歌しようという気概に満ちていて、
存在自体が気持ちいい。
「ナットクール ホワイト」
昔ながらの製法で溶け込んだ微炭酸もシュワー!