2019/12/17

文庫「ようこそポルトガル食堂へ」重版出来

文庫「ようこそポルトガル食堂へ」(幻冬舎)が、この冬に重版されました。
読んでくださったみなさま、ありがとうございます。
みなさまのおかげで年が越せます。

無名の著者の文庫にしては初刷り部数が多かったので、
当初はとってもびびっておりました。
でも、多く刷っていただけた分、様々な書店に置いていただけることになり、
そして重版していただけることに。
本を買ってくださった読者の皆様に心から感謝です。
そして、さらに新しい読者と出会いが生まれることに感謝。
本を書く人間にとって、重版はまさにエールなのです。素直に嬉しい。ひゃほう! 

ダイニングに飾っている、小池ふみさんのあたたかい表紙原画と一緒に記念撮影。
この雰囲気のある素敵な絵が、書店に並んだときに強力なアイキャッチになってくれています。
ふみちゃん、素敵な絵をありがとう。
そして、現在は他社で活躍してる編集S さん、やっと重版かかったよ!
あの時は声を掛けてくれて、本当にありがとう。早歩きで向かっていた保育園のお迎え帰りに出版のお電話もらったときのこと、いまだに鮮明に覚えてます。あんまり嬉しくて、そのまま町の寿司屋で娘と前祝いしたなあ。

やっぱり人生感謝しかないです。これからもコツコツです。
そして、まだ読んでいらっしゃらない方、ぜひ書店でお求めください。
刷りたてほやほやが待っています。




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🎅私にも早めのクリスマスプレゼント🎁 文庫「ようこそポルトガル食堂へ」重版出来!読んでくださったみなさま、ありがとうございます。みなさまのおかげで年が越せます。そして、新しい読者と、また出会いが生まれることに感謝。本を書く人間にとって、重版はまさにエール。素直に嬉しい、ひゃほう! ダイニングに飾っている、小池ふみ @fumi_koike さんのあたたかい表紙原画と一緒に記念撮影。この雰囲気のある素敵な絵が、書店に並んだときに強力なアイキャッチになってくれています。ふみちゃん、素敵な絵をありがとう。そして、現在は他社で活躍してる編集S @sugichigu さん、やっと重版かかったよ!あの時は声を掛けてくれて、本当にありがとう。早歩きで向かっていた保育園のお迎え帰りに出版のお電話もらったときのこと、いまだに鮮明に覚えてます。あんまり嬉しくて、そのまま町の寿司屋で娘と前祝いしたなあ。やっぱり人生感謝しかないです。これからもコツコツです。Muito obrigada a todos! #ポルトガル食堂 #tasquinhadeportugal#vinho🍷#vinhoverde #dourowine #porto #ようこそポルトガル食堂へ
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2019/12/02

12月のポルトガル食堂ご案内です

先週末30日(土)に開催しました「ポルトガル食堂」タスキーニャも、
様々な方にご参加いただきました。
ポルトガルの旅から戻ったばかりの方や、
これから旅を考えている方なども集まって、具体的な情報交換の場にもなったり。
参加いただいたみなさま、改めましてありがとうございました。
当日のメニューはこちら。

ポルトガル食堂TASQUINHA 20191130



Petiscos do dia 本日のおつまみとご飯
1.ポルトガル式豚肉サンド/Bifana
薄切り豚肉をコロラウなどのスパイスでピリ辛に味付けし、パンに挟んだポルトガルのB級豚肉サンド。
2.たらと細切りフライドポテトの卵とじ/Bacalhau a Blas
ほぐした干しダラと細切りポテトを炒め、卵でとじる家庭の定番。
Bacalhau a Blasたらと細切りフライドポテトの卵とじ


3.たらとにんじんのふんわりグラタン/Bacalhau espiritual
たらとにんじん、香味野菜たっぷりの軽い食感のグラタン。
Bacalhau espiritualたらとにんじんのふんわりグラタン

4.ハーブサラダ/Salada de Ervas
ルッコラや大葉など、和洋ハーブを多種類ミックス。ポルトガルのオリーブオイルとビネガー、塩だけでシンプルに。
5.ピリ辛オリーブ/Azeitonas picante
ポルトガル産オリーブに、辛みなどのアクセントをプラス。
6.イカのフェイジョアーダと白いご飯/Feijoada de Choco com Arroz
香味野菜とイカ、インゲン豆の白い煮込み。白いご飯にかけていただきます。

次回は12月21日(土)12:10~14:30
久しぶりに、前菜からデザートまでゆっくり楽しんでいただく着席スタイル。
寒くなってきましたので、アローシュ・デ・パト、鴨ご飯をお出しします。

お申込みはこちらからどうぞ。

12/11追記
ありがとうございます、満席となりました。
現在キャンセル待ちの受付をしております。

2019/11/15

福島県の農家を訪ねて

11月4-5日は、駆け足で福島県の農家や酒蔵へ。
そういえば、これが人生初めての福島取材。

1泊2日で6か所、郡山市が中心。

それにしても福島県って広い。
北海道、岩手県に次いで3番目の大きい県です。
福島に行ったというより、郡山に行ったというのが正しい。

野菜農家、畜産農家、酒蔵と、郡山が誇る生産者を訪ねました。

震災で受けた物理的被害や風評被害をどう乗り越えたのか、
そして、今どんな方法でどんな農産物が作られているのか。
日本で一番つらい思いを経験した生産者の方々は、
実はあれが学ぶチャンスだった、力を蓄えるきっかけになったと話されます。
だから、進化の度合いが突出していて、国内より海外の方が学ぶことが多いという方も。

詳しい記事は「料理通信」ウェブサイトにてアップ予定です。
もしかしたら1回の掲載ではまとめきれないので、
数回に分かれての不定期連載になるかもしれません。

福島のみなさんは、シャイで控えめだけどものすごく熱い。
闘志を内に秘めながら、穏やかな空気を醸し出す不思議な魅力の人ばかり。

そして、味のいい農産物がたくさん。
きっとまた伺います。















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2019/10/30

西荻窪364期間延長のお知らせ

先週末10月26-27日、西荻窪364で開催しました「あなたと旅するポルトガル2019 outono」。
近隣の方や友人知人、本を持って旅されたという読者の方々にもお会いできて、
嬉しいと驚きと感謝の2日間。用意した80食分はたちまち完売し、怒涛の週末でした。
不慣れゆえお待たせしてしまった方々、すみません! 
早朝に仕込んで、イベントで作って、帰ってからまた仕込む。時々だからできることですね。飲食業の方々に、改めて敬意を抱きます。さらに心して取材します。

 ポルトの「CONGA」 @conga_casadasbifanas のビファーナを意識したメニュー、
現地の味を知る方にも好評いただいてほっとしました。 

そして嬉しいお知らせ。カステラノート @castella_note のポルトガルアイテムと私の書籍の展示を、1週間延長していただけることになりました。
買おうかどうか迷われた方、もう一度商品を見て、ゆっくり考えることができます。週末は用事があって来られなかったと言う方も、西荻窪の364に来ていただければ商品はまだあります。手書きの地図と現地の写真にキャプションを入れたものなどもご覧いただけます(火曜水曜は定休)。 お時間のある方、ぜひ覗いてみてください。 

場所: 364 東京都杉並区西荻北3丁目13-16 JR西荻窪北口より徒歩2分。 左手バス通りを直進し右手に西京信金が見えたら左折 03-5856-8065 info@sanrokuyon.com 改めまして、来店いただいた皆様、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。またよろしくお願いします。 

次回自宅でのポルトガル食堂は11月30日(土)。お申し込み受け付け中です。




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先週末、西荻窪364で開催しました「あなたと旅するポルトガル2019 outono」。近隣の方や久しぶりに会えた友人知人、本を持って旅されたという読者の方々にもお会いできて、嬉しいと驚きと感謝だらけの2日間。用意した80食分はたちまち完売し、怒涛の週末でした。不慣れゆえお待たせしてしまった方々、すみません! 早朝に仕込んで、イベントで作って、帰ってからまた仕込む。時々だからできることですね。飲食業の方々に、改めて敬意を抱きます。さらに心して取材します。 ポルトの「CONGA」 @conga_casadasbifanas のビファーナを意識したメニュー、現地の味を知る方にも好評いただいて、ほっとしました。 そして、嬉しいお知らせ。カステラノート @castella_note のポルトガルアイテムと私の書籍の展示を、1週間延長していただけることになりました。買おうかどうか迷われた方、もう一度商品を見て、ゆっくり考えることができます。週末は用事があって来られなかったと言う方も、西荻窪の364に来ていただければ商品はまだあります。手書きの地図と現地の写真にキャプションを入れたものなどもご覧いただけます(火曜水曜は定休)。 お時間のある方、ぜひ覗いてみてください。 場所: 364 東京都杉並区西荻北3丁目13-16 JR西荻窪北口より徒歩2分。 左手バス通りを直進し右手に西京信金が見えたら左折 03-5856-8065 info@sanrokuyon.com 改めまして、来店いただいた皆様、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。またよろしくお願いします。 次回自宅でのポルトガル食堂は11月30日(土)。お申し込み受け付け中です。 #ポルトガル食堂 #tasquinhadeportugal#vinho🍷#vinhoverde #dourowine #bairrada #bifana #portugal #travelportugal
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2019/10/17

あなたと旅するポルトガル2019Outono

イベントのご案内です。

ポルトガル食堂×カステラ・ノート×364


 10/26(土)と27(日) 12時~19時
場所 西荻窪364 杉並区西荻北3-13-16

ポルトガルの器や布小物などクラフト系日用品の販売と、書籍や旅の写真の展示など。
秋におすすめ厳選ポルトガルワイン
料理(ピリ辛豚肉サンド、イワシパン、あさりごはん、ポルトガルチーズなどを予定)。
予約不要です。散歩がてら、遊びに来てください。

2019/10/08

ワイン片手にたこご飯の調理実習!in大阪 

10月5日、久しぶりの大阪出張。
旅行会社からのお声がけで、ポルトガル料理のイベント講師を任せていただきました。
具体的には、ワインを楽しみながらの調理実習。
嬉しくてたまりません!
ちなみに、ワインはヴィーニョヴェルデとポートワイン。
場所は、大阪の御堂筋にあるキッチンスタジオ。


和のテイストで大人っぽい、MIZENキッチンスタジオ

会場に着くと、主催された旅行会社「旅工房」南欧エリア担当の若手スタッフのみなさんと、挨拶もそこそこに早速料理の材料を刻み、ワインを冷やし、
今回作るたこご飯のレシピと、用意したポルトガル料理に関する資料の準備をてきぱきと。あっという間に開場の時間となりました。

イベントは、調理実習、ポルトガル政府観光局によるポルトガル観光名所の案内、旅工房の案内の3本立てで、2時間あっという間の内容。

私は冒頭にスライドを使ってポルトガルの食文化について、
ものすごく圧縮して簡単にお話しし、
すぐに本日の主役料理「たこご飯」の調理実習へ。
もちろん、始める前に参加者全員でヴィーニョヴェルデで乾杯です。
大人の調理実習は、乾杯してから始めるというのがルールです。よね?
14名が3班に分かれてスタート。
およそ30分の調理時間だったので、喋りながら、歩きまわって皆さんの様子を確認しつつ、時間内にきちんとたこご飯が完成しました。
でも、あまりにも余裕がなくて肝心の料理の写真がない!
参考までに、イメージ写真を。




ちなみに今回のワインは、ヴィーニョヴェルデがジョゼ・マリア・ダ・フォンセカのツインヴァインズ、ポートがニーポートのルビーとホワイト、計3種。
どれも初めて飲むという方が多く、とくにヴィーニョヴェルデは飲みやすいと大好評で、どこで買えるのかと何度も質問を受けました。
今回のワインは、木下インターナショナルのウェブサイトから購入できます。

参加者は大阪の方々がほとんどでしたが、中には北海道からいらしてくださった方も。

感謝しかありません。自著をお持ちいただいた方もいらして、
なんというか、ただただ有り難い時間でした。

あらためて、イベントにご参加いただいたみなさん、

素晴らしい機会を下さった旅工房の方々、
本当にありがとうございました!
旅工房の南欧スタッフの方々とも、もっとポルトガルについてお話したかったのですが、お借りしている会場を早くに出なければならず。次回お会い出来たらぜひ。

仕事が終わってからは、地元在住の身体の9割9分がお酒でできている友人と合流し、

梅田でなにわ黒牛とワイン「TORRERO TAKEUCHI」、法善寺横丁で上方おでんと熱燗+ハイボール「おかめ」、難波でクラフトビール「GULP」と3軒廻って堪能、大阪の味を満喫しました。そうそう、大阪だと、私の大声が全く気にならない!

おいしくてやさしい大阪に、感謝感謝です!

サウードゥ!

とてもいい雰囲気の中、賑やかにお開きとなりました!





2019/09/12

関西方面在住の方で、ポルトガルへの旅をお考えの方に

大阪で、ワイン片手に調理実習という参加型イベントを開催します。

「ポルトガルの美食を作って食べよう!ポルトガル旅会」

10月5日(土)13:30入場開始 12:00~14:00
MAIZENレンタルサロン御堂筋MTRビルB1F
お申込み
https://portugal-osa.peatix.com/


ポルトガル、ちょっと気になる。

でも、どんな感じの国なのかなという方に、おすすめのイベントです。

ポルトガルのタコごはんをご一緒に作って食べます。

食べながら、ポルトガルの観光について、
ポルトガル政府観光局の方の詳しいお話が聞けます。
ワインは、ヴィーニョ・ヴェルデとポートワインをご用意。





























関西方面でご興味のある方、お待ちしております。
ワイン片手に調理実習、私も楽しみです!

2019/08/19

料理通信最新号「野菜のおいしい使い方」

発売中の「料理通信」最新号は、野菜のおいしい使い方を特集。
個人的にも作ってみたいレシピがたっぷりの、充実の内容です。


表紙の料理はオルランド小串さんの、ヤングコーンのオーブン焼き。
パルミジャーノチーズと塩、オリーブ油を振りかけてオーブンで焼いたもの。
簡単そうですが、大事なコツあり。詳しくはP1を

ズッキーニやトマト、きゅうり、なす、青菜、枝豆、とうもろこしなどなど、

旬のなじみ深い素材を使った、和洋中国籍を問わない野菜料理のレシピがこれでもかと。
いつもとは違った食べ方で野菜料理を試すには、絶好のチャンス。

生もコンフィも合わせて使う、「ラ・ブランシュ」田代シェフのトマト使い。

「オステリア・オ・ジラソーレ」の杉原シェフは、調理方法によるなす5変化。
暑い今の時期、私は茹でなすのサラダを試してみたい。
「一凛」橋本さんの青菜の茹で方、枝豆の蒸し煮は、私達の日常の料理にすぐに役立てられるもの。
「トラットリア29」竹内シェフのセロリの葉パスタは、セロリ好きにはたまらないレシピ。
元はセロリの葉をバジルの代わりに使ったまかないだったというのも、とても親近感が沸きます。

そして今回は、私も誌上でポルトガルのげんこつじゃがいもをご紹介しています。

尊敬するシェフ達が並ぶ中にお邪魔させていただいて恐縮至極なのですが、
ポルトガルのシンプルな家庭料理も、注目いただけると嬉しい。







料理通信最新号で紹介しているげんこつじゃがいも。「ポルトガル食堂」の定番つまみです。小ぶりのじゃがいもが手に入ったら、ぜひ作ってみて欲しい。 #repost @team_trippa ・・・ \またの名をパンチポテト/ ・ ポルトガル料理研究家の馬田草織さん( @badasaori i )は、『料理通信』でライターとしてもご活躍中。大きな声でよく笑い、よく飲み、よく食べる魅力的な女性です。そんな彼女に教わったのは、実にご本人に似つかわしい、ラフで朗らかな料理でした。 ・ その名も「げんこつジャガイモ」。ポルトガルで親しまれるジャガイモ料理で、副編Iは「パンチポテト」なんて呼んだりも。ぱっくりと口を開けたジャガイモはパリッ、カリッと香ばしく、ぽん!と叩き割るプロセスもユーモラス。塩を効かせたのを頬張れば、お酒泥棒! と叫びたくなるはず。詳しいレシピは『料理通信』2019年9月号へGO! ・ photo:Tsunenori Yamashita ・ #料理通信 #2019年9月号 #野菜のおいしい使い方 #野菜特集 #社員食堂 #社食特集 #野菜 #野菜料理 #ベジ #vege #vegetable #じゃがいも #ポテト #BatatasaoMurro # げんこつジャガイモ #パンチポテト #ベジつまみ
Saori Bada/馬田草織さん(@badasaori)がシェアした投稿 -


そうそう、和歌山の「ヴィラ・アイーダ」小林シェフを8ページに渡ってインタビューした、井川さんの取材も読み応えたっぷりです。

さらに嬉しかったのが、今月号の巻末の編集後記。

私のページを担当された編集者のHさんが、
料理の感想を文章にして寄せてくださっていて、
思わず何度も読み返してしまいました。
取材いただきながら、この家庭料理は誌面に耐えうる内容なのかと実は不安もあったので、本当にほっとできました。
Hさん、ありがとうございます!

私も月刊誌の編集者をしていたので実感があるのですが、

あの小さな編集後記のスペースは、
編集者にとって唯一個人としての思いを発露する場所。
担当した特集のことだったり、休暇の出来事だったり、
自分がいま伝えたいことを凝縮して書き記す場所です。
普段自分の抱える企画で忙しい編集者の同僚同士が、
今月はあの人、何を書いているのかなと様子を知ることができるのも、編集後記。
そう、雑誌の編集部って、個々に特集企画を持っているので、
同僚の様子が全然分からなかったりもするんです。

雑誌を作っている者の個性を中の人も外の人も読み取れる、
ある意味編集部の雰囲気を感じられる箇所です。

というわけで「料理通信」最新号、
皆さんも、ぜひお手に取ってご覧ください!