「またミントにアブラ虫がいるよー」 |
料理に使うハーブは、ベランダで育てています。
昔はあれこれ育てていましたが、
引っ越しのときあまりに鉢の数が多くて
大変な思いをしたので、しばらく敬遠していました。
でもやっぱり、料理のたびにハーブを買うと
値段がばかになりません。
イタリアンパセリ、
ローズマリー、オレガノ、
ミント。
セージも苗を購入したのですが、
間違って食用ではない「ホワイトセージ」を
買ってしまいました。
説明書きを読むと、
「アメリカインディアンの間では、昔から人、物、空間など
あらゆるものを浄化する力があると信じられてきた」
とあるので、
そのうち私自身の浄化に使いたいです。
煩悩が多すぎてセージが枯れちゃうかな。
…。
この苗たちは、鹿児島のハーブ専門の苗屋さんから取り寄せました。
そもそも苗をネットで買える、ってことが驚きですよ、私には。
数ヶ月前、ガーデニングにはまっている知人男子編集者に聞いて、
試してみたわけです。
鹿児島から東京と距離もあるから、状態がちょっと心配でした。
でも届いた段ボールを開くと、ちゃんと倒れないように梱包してくれてるし、
何キロもする植え替え用の土も一緒に注文すれば、
重たい思いをせずに極めてラクチンです。
なんということでしょう(ビフォー&アフター風)!
このところはすっかり日差しも夏めいて、
ベランダハーブはぐんぐん育っています。
が、同時に虫も出現しはじめています。
無農薬の苗だから、油断するとあっという間に食べられちゃう。
以前、バジルとルッコラを育てていたとき、
仕事が忙しくてちょっと見ないうちに、
あっというまに茎と葉脈を残して丸坊主にしてしまった経験があり、
心穏やかではありません。
今回は虫のエサにはしたくないのよ。
虫よけにも使われるはずの丈夫なミントも、
緑色のちいさなちいさなアブラ虫がくっついて、
葉をもぐもぐしだして穴があいたりする始末。
毎朝起きて葉をチェックしていると、
娘が横で真似してハーブをじっと見ています。
アブラムシは小さくて指でつぶれるほどなので、
ティッシュを手にあれこれ作業していると、
後ろから娘が「まーたアブラムシがいるー」と、私の口ぶりそっくりにつぶやいています。
でも、緑の小さなアブラムシは気持ち悪いらしく、
決して自分では触りません。
手伝ってと言うと、「はい、ティッシュ」と取ってきたティッシュを私に手渡しし、
あとは横で虫探しのまねをする娘。
ま、いいよ、最初は見てるだけでもさ。
何でも最初はじっくり見るところから始まるからね。
ミントは元気にもりもり茂らせて、
7月の隅田川の花火を見ながら、自家製モヒートを作って飲みたいの。
ポートワインのホワイトをトニックウォーターで割る「ポートニック」にも、
たっぷり入れて飲むんだわ。
つまみは何がいいかなー。
さ、毎朝虫退治、がんばるぞー。