2020/02/05

ヴィーニョ・ヴェルデの法王が来る!ポルトガルワインと料理のパーティ

雛祭りの日に開催する、とても思い入れのあるイベントのご案内です。

→大変残念ですが、今回は中止とさせていただきます。





■日時 3月3日(火) 19:00-21:00
■場所 LAB and Kitchen 東京都千代田区神田小川町3-6-8 伸幸ビル6階
■参加費 6,600円(税込)
ポルトガルのお料理と菓子+アンセルモ・メンデス、及びアデガマインのワイン14種類の試飲(立食)
■定員 50名様
■予約:カーヴドリラックスHP
こちら 


   
もう15年近く前、まだフリーランスのライターになり立ての頃。

SNS なんかも全くない、FAXが健在だった頃。
ポルトガルの食が本格的に知りたくて、カメラ片手に1ヵ月間各地を旅して回りました。
南のアレンテージョを訪ねたとき、小さな田舎にあるレストランで友人に偶然紹介されたのが、今回のイベントの主役である、ワイン醸造家のアンセルモ•メンデスさん。


レストランの丸いテーブルを囲みながら、彼はワイナリー経営者達にワイン醸造のアドバイスをしながら、時折私にも、アレンテージョの郷土料理について教えてくれました。
みなで濃厚な時間を過ごし、遅いランチだったはずが、食事が終わると辺りはすでに夜の始まり。これ、いかにもポルトガルらしい。


宴の別れ際の挨拶で、私は軽い感じで「もし東京に来られることがあったら、是非連絡してくださいね、ご案内しますから」と伝えたら、一緒にいたポルトガルの友人達に一斉に「サオリ!何言っちゃってるの!このアンセルモ氏はポルトガルワイン界の法王みたいな人物なんだよ!そんな気軽に会える人じゃないんだからね!」と、力いっぱい言われて、苦笑したことを思い出します。
それから私にとって、アンセルモはワイン界の法王、
まだ全くワインに詳しくなかった頃から。

あのときから15年、ついにアンセルモさんに東京で会える日が来ました。
しかも、パーティの開催者の1人として!きっとアンセルモさんはあの夜のことを覚えていないでしょう。けれど、そんな事はいいのです。私にとっては、かけがえのない時間でしたから。あの日は、ポルトガルという国や人が好きになる出来事が、たくさんあった日でもありました。

神田の大人気ポルトガル菓子店Doce Espigaの高村美裕記さんと一緒に、
ポルトガルワインに会う料理を準備します。
何を作るかは、美裕記ちゃんとじっくり打ち合わせます。
この季節なら菜花もいい。美裕記ちゃんのお菓子をワインに寄せて、アレンジも考えて貰おう。


世界的にも評価の高いアンセルモさんの手掛けるワイン14種はAnselmo Mendes  AdegaMãeの2ワイナリーから。さらに、ポルトガル料理、菓子を気軽に味わっていただきます。ご興味ある方は、ぜひご参加ください。

取材も絶賛受け付け中です!
うんまいヴィーニョ・ヴェルデを
たくさん味わっていただけます。

楽しみで、そして緊張も少々。

いい夜にしたいなぁ。