2018/07/27

8月2日(木)19時半より、
「天草と南蛮食文化を旅する夏の夜」トークイベントに参加します。






場所は神谷町にあるオレンジ・ブレイナリー
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」登録を記念して、
今年も天草の識者の方々と、
ポルトガルから伝わった南蛮菓子や文化のお話をいたします。
以下、イベントの内容です。
……………………………………

ポルトガル人宣教師によってキリスト教が伝えられた天草は、南蛮文化の影響を受けた地。
今回は南蛮菓子”にフォーカスし、ポルトガルと天草の菓子の共通点や、現在も天草に残り続ける南蛮菓子について迫ります。
“ポルトガルのリスボンからイチジクの苗が持ち込まれた”との記録もあり、天草はイチジク発祥の地とも言われる天草。今でも天草でイチジクは南蛮柿と呼ばれ、南蛮柿を活用したお菓子も多くつくられています。

そして今回も、ポルトガルや南蛮食文化をライフワークとしている馬田草織さん(「ポルトガル食堂」主宰)をお迎えし、ポルトガルと天草の美味しい関係を学び、南蛮菓子とポルトガルワインを味わいながら、天草の美味活用をみんなで考えていきます。

他にも、世界文化遺産登録が確定した瞬間のエピソードや、世界のイルカ生息地を巡り最終的に天草に住み着いた女性のお話など盛りだくさん。
天草を旅する夏の夜を、みんなでたのしみましょう。


「天草と南蛮食文化を旅する夏の夜 vol.2
●日時:201782日(木)19:3021:30
●出演:馬田 草織(ポルトガル食堂主宰)、明瀬 晴彦(天草飴本舗代表)
    秡輪 麻由(天草市職員)、高崎 ひろみ(天草イルカラボ代表)
●会場:ORANGE BRAINERY(神谷町)
●アクセス:東京都港区麻布台1-11-10、最寄駅 東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
●定員:30名(予定)

●参加費:3,500円(税込)※南蛮菓子、ポルトガルワイン付

天草のお菓子と共に、
蒸し暑いこの季節にぴったりのワイン🍷ヴィーニョヴェルデや、

お菓子に合うマデイラワインも味わえます。

夏の旅行先がまだ決まっていない方も、

天草の海を知りたい方も、
天草のことを深く知る絶好の機会ですよ、ぜひ!

2018/07/24

真夏の発酵問題

糠床があっという間にいってしまうこの時期。
最新の料理通信でも、お仕事をしております。
テーマは発酵。
巻頭の発酵に詳しい専門家やシェフたちの鼎談、
とても分かりやすく読み応えがあります。 
私は桉田餃子の桉田さん、サーモンアンドトラウトの森枝さんにインタビュー。
普段から親しむ発酵食品や調味料に対する考え方や、
実際の発酵レシピを伺いました。

 糠床を何度もダメにしている私ですが、
塩を使ったシンプルなものならチャレンジできる。
今、冷蔵庫には、実山椒とレモンが塩と一緒に発酵しつつ住んでいます。
どちらも夏の料理で大活躍してます。 

それにしてもこの暑さ、糠床は冷蔵庫に入れたくないけど、
入れないときゅうりがあっという間に古漬けになる!
危険な夏です。

糠床があっという間にいってしまうこの時期。最新号の料理通信は、発酵に関する特集。巻頭の、発酵に詳しい専門家やシェフたちの鼎談、とても分かりやすく読み応えがあります。 私は桉田餃子の桉田さん、サーモンアンドトラウトの森枝さんにインタビュー。普段から親しむ発酵食品や調味料に対する考え方や、実際の発酵レシピを伺いました。 糠床を何度もダメにしている私ですが、塩を使ったシンプルなものならチャレンジできる。今、冷蔵庫には、実山椒とレモンが🍋塩と一緒に。どちらも夏の料理で大活躍してます。 それにしてもこの暑さ、糠床は冷蔵庫に入れたくないけど、入れないときゅうりがあっという間に古漬けになる😭 #料理通信
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「あなたと旅するポルトガル」in dancyu最新号

発売からかなり時間が経ってしまいましたが、
ただいま発売中のdancyu最新号で
「あなたと旅するポルトガル ワイン&フード2018」を
ご紹介いただきました。
第一特集は鮨。
夏の鮨、という切り口で、東京、金沢、博多など各地を巡っています。



dancyu 最新号にて、「あなたと旅するポルトガルワイン&フード2018」の様子を取材いただきました。イベントの様子が、写真と文章で紹介されております。#dancyu おかげさまで7月18日の回は満席ですが、おすすめは8月5日(日)!個性的なワインインポーター6社が集まって、50種以上のポルトガルワインを一斉にご紹介します。今回はさらに、自然派好きも見逃せないワインがたくさん🍷並びます。 全て試飲いただけ、その場で購入いただけます。カードも使えて宅配もできる、ストレスフリーなワインイベント。場所は同じく六本木ミッドタウン3FのIDEEカフェパルク。 お申し込みはIDEE ホームページのニュース紹介内、8月のお申し込みからどうぞ。 https://www.idee.co.jp/shop/news/201806/portugal.html 入場は予約¥5000、当日¥5500です。 My Portuguese wine seminar was introduced in the food magazine. I I will do the Portuguese wine festival in August with my friends. Wish me luck🍷
SaoriBada/馬田草織さん(@badasaori)がシェアした投稿 -


dancyuはいつもライターとして取材する側の仕事が多いのですが、
今回は逆。なんだか不思議な気持ちです。
これって締め切りはいつですか?なんて気になったり。
私が書くわけじゃないのに。

カメラマンの伊藤菜々子さんが、
イベントを楽しむみなさまの様子を切り取ってくださいました。
プロはさすがですね、表情を逃さない!

イベントはいつも、みなさんと一緒に乾杯するところから始まります
ということで、書店で見かけたら、ぜひ157ページ、開いてみてください。
ちなみにお隣のページでは、
三軒茶屋にできた「シャンラーリー」が紹介されています。
笑顔が抜群で人柄も人気の、神田味坊の梁さんの新しいお店。
梁さん、開店おめでとうございます!

2018/07/21

さり気ない優しさ

酷暑が続く7月ですが、
7月18日(水)の夕方から夜にかけて、
ミッドタウンのIDEECAFEPARKにて開催した「あなたと旅するポルトガル」、
無事盛会のうちにお開きとなりました。
それにしても暑かった!

心弾むスタイリングは、
ご自身もポルトガル旅経験がおありの阪倉みち代さん


この日は10種類のヴィ―ニョヴェルデを飲み比べるという内容で、
本国ポルトガルのヴィ―ニョヴェルデ協会の後援によるもの。
白が生産全体の約8割を占めますが、実はロゼや赤もあり、
今回はそれらもお出し出来ました。当日のワインリストはこちら。

Carta de Vinhos/ワインリスト
7月18日(水)盛夏を楽しむ 緑のワイン
1.  Casal Garcia VinhoVerde
カザルガルシア ヴィ―ニョヴェルデ
2Adega de Guimarães Vinhoverde Rosé
   アデガデギマランイシュ ヴィーニョヴェルデ ロゼ
3Adega de Ponte de Lima Vinho verde Loureiro 2017
   アデガデポンテデリマ ヴィーニョヴェルデ ロウレイロ2017
4. Portal das Hortas Casa das Hortas Avesso
  ポルタルダスオルタス カーザダスオルタス アヴェッソ2015
5. Casal de Ventozela  Arinto 2017
   カザルデヴェントゼラ アリント2017
6. Quinta do Ferro Avesso Montanha 2016
キンタドフェッロ アヴェッソ モンターニャ2016
7Quinta das Arcas Conde Villar Alvarinho Trajadura 2017
   キンタダスアルカス コンデヴィラ―ル アルヴァリーニョ トラジャドゥーラ2017
8Quinta de Curvos Afectus Loureiro 2017
 キンタデクルヴォス アフェクタス ロウレイロ 2017
9. Quinta da Lixa vinhoverde Trajadura 2017
  キンタダリシャ ヴィーニョヴェルデ トラジャドゥーラ2017
10Vinhos Norte Tapada Monges Vinho Verde Vinhão 2017
 ヴィニョスノルテ タパダモンジェスヴィーニョヴェルデ ヴィニャオン2017

そしておつまみはこんな感じ。
Petiscos do dia 本日のおつまみ

1.ポルトガル式豚肉サンド/Bifana
薄切り豚肉をスパイスで味付けしてパンに挟む、ポルトガルのB級グルメ的豚肉サンド。
2.カリフラワーのグリル、クミンとレモン
カリフラワーをクミンシードで香りづけ、レモンを絞って
3.ハーブサラダ/Salada de Ervas
ルッコラや大葉など、和洋ハーブをミックス。ポルトガルのオリーブオイルと塩だけでシンプルにいただくサラダ。
4.ピリ辛オリーブ/Azeitonas picante
ポルトガル産オリーブに、辛みなどのアクセントをプラス。
5.グアバジャム&チーズ/Doce de goiaba e queijo
甘いジャムのマルモラーダと塩気の強いチーズの組み合わせを、ポルトガルでは“ロミオとジュリエット”と呼びます。今回はブラジル産のグアバジャムにポルトガルのチーズを合わせて。

今回お出ししたビファーナは、春に訪ねたポルトのCONGAの味を
自分なりに再現したもの。
これが予想以上に好評だったので、
リクエストにお応えして、8月25日に開催する自宅でのタスキーニャでも
お出しします。
食べてみたいという方、ぜひご参加ください。
ちなみに8月25日も複数のヴィ―ニョヴェルデをお出しする予定です。


ポルトガルやワインに興味のある人同士だから、
初対面でもすぐに仲良くなっていただけるとの声多数です


さて今回、個人的にとても嬉しかったことがひとつ。
この酷暑ゆえ、ワインを冷やすクーラーボックスの氷が
予想以上にあっという間に溶けてしまい、
ヴィ―ニョヴェルデがぬるくなりかけて困っていました。
でも中座して手配もできない、どうしよう。
すると、参加されていた大変親切なお客様が、
地下のスーパーマーケットまで氷を買ってきてくださったのです。
しかもそーっと。

最近私も人並みに色々と悩ましいことがあって、
ちょっとお疲れ気味だったのですが、
そのさり気ない優しさで、みるみる心が潤いました。
しおれた鉢植えに水を差した途端、葉が青々と蘇るかのような感じです。
優しいお客様、ほんとにありがとう!

人との疲れは、人に癒されるを実感しました。


本当に気持ちの良いIDEEミッドタウン店の皆さん、優しいお客様、
スタイリングをしてくださった阪倉さんと一緒に


さあ、次回はいよいよ「ポルトガルワインサマーフェス2018」です。
8月5日(日)の午後、まだ予定のない方は、ぜひ六本木ミッドタウンガレリア3Fの
気持ちの良い穴場に、ワインを楽しみに来てください。
希少で素晴らしいワイン50種以上が試飲でき購入できる機会です。
お申込みはこちらから。
お待ちしております!