2015/01/28

満員御礼!「ポルトガルのごはんとおつまみ」出版記念パーティ報告

飲んで食べて話して、会場は賑やか!
先週末の日曜日、
紀尾井町COOK COOP BOOKにて開催した
「ポルトガルのごはんとおつまみ」
出版記念パーティは、
おかげさまで満員御礼,
50名のお客様にお集まりいただきました。

急遽決まったパーティにも関わらず

集まって下さったみなさま、
本当にありがとうございました。

今回の書籍内でご紹介している

ポルトガルのおつまみとワインを
実際に楽しんでいただきたい、と思い
開催したこのイベント。




たらやいわしが主役です
ピポグラタンは
アツアツのおかわりも!

おつまみ内容はメニューより抜粋


たらとじゃがいものピポグラタン Bacalhau a Ze do Pipo(バカリャウ・ア・ゼ・ド・ピポ)
ポルトガルの国民食ともいえる干しだらが主役(本甘塩のたらを使用)。マッシュポテトとマヨネーズ、チーズを加え、こんがり焼きあげます。

・たこのサラダ Salada de Polvo サラーダ・デ・ポルヴォ
たこのサラダはバリエーションがいくつもありますが、ひよこ豆を合わせるものをよく見かけます。ほんのりにんにくをきかせ、新鮮なオリーブオイルとワインビネガーでマリネします。






いわしと玉ねぎのマリネ Zaragatoa ザラガトーア
塩焼きにしたいわしをほぐし、みじん切りにした玉ねぎと一緒に新鮮なオリーブオイル&ビネガーで和えるディップ。本日はポルトガル産オイルサーディンを使用。

・クミンのチーズスナック
クミンを生かしたオリジナルのおつまみ。

以上4品。サラダの写真は撮りそびれそびれてしまいました。
今度はスタート前に誰かに全部おさえてもらおう。

当日は早朝から、

じゃがいも2キロを茹で皮をむいてつぶすのにはじまり、
50名様分×4品のボリュームに
どきどきしながら、
味見のしすぎで減らさないように注意しながら、
ひたすらキッチンでもくもくと料理しました。

料理をたくさんの方々に食べていただくのは毎回緊張で、
とくにひと口目を口に運んだときのみなさんの表情がいつもとても気になり、
思わずお一人お一人の顔をじーっと眺めてしまいました。
(睨んでるんじゃなくて、緊張してるんです)

にこやかに、楽しそうに食べていただけて、

しかもどの皿も、それはそれはきれいに空っぽになっていて、すこぶる気持ちが良かった!
本を書きあげたのとはまた別の達成感がありました。
本に載せたレシピはこれで良かったんだと、
イベントの片付けをしながら
ほっと安心してもおりました。



飲めば飲むほど好きになっていく
ポルトガルワインのスーパーマジック!

一方、会場に揃ったワインは全9種類。

ポルトガルのスパークリングワイン
「エシュプマンテ」で乾杯し、
様々なタイプのヴィーニョヴェルデ6種と、
スティルワインの赤2種を
楽しんでいただきました。
詳しいワインリストはこちら。






Viho do dia本日のワイン 9種
乾杯のワイン エシュプマンテ
ガタオ スパークリングワイン レゼルバ ミディアムドライNV 
ラベルの愛らしい猫は、ポルトガル人なら誰もが知る老舗メーカーの人気アイコン。瓶内2次発酵で溶け込んだきめ細かくしっかりした泡、うま味と酸味のバランスも抜群。食前・食中どちらにも。\1,600 A

① ポンテ・デ・リマ ヴィーニョヴェルデ アダマド ヴィーニョヴェルデ(以下緑)
アダマドとは、女性的な柔らかさを意味する言葉。甘味も泡もとっても柔らかい微発泡ワイン。魚介系の穏やかな塩味と相性良し。アルコール度数10%。¥940 B
② プラサ・デ・サンティアーゴ 
柑橘や青リンゴなどを思わせるすっきりした香りが、和食にとくによく合います。ポルトガル国内でコスパの高いワインとして受賞歴あり。アルコール度数11.5%。価格:¥1,200 C
③ カザルガルシア 
伝統的なレース模様のラベルが愛らしい、老若男女に愛される大定番。微発泡の爽やかさに、フレッシュな香りと味わいが飲みやすい。アルコール度数10% ¥922 D
④ アフロス ローレイロ 
柑橘や花の香りの印象を持ちつつ、ミネラル感もしっかりある白。土着品種ローレイロを100%使って味わいにふくらみもあり。ビオディナミの製法で造られています。アルコール度数12%¥1,777 E
⑤ ムロス・アンティゴス アルヴァリーニョ 
ポルトガル屈指の人気ワイン醸造家アンセルモ・メンデスが造る、発泡しないモダン・ヴィーニョヴェルデの白。上品で芳醇、舌に微かに甘さを感じるようなやさしさがある。魚介類料理と相性抜群。¥2,250 F
⑥ カーザ・デ・パッソス・ヴィーニョ・ヴェルデ・ノヴォ 2014 
日本のために初めてヴィーニョヴェルデの新酒を仕込み瓶詰してもらった限定販売品。フローラルな香りが特徴のローレイロ100%使用。醗酵したてのブドウの若々しさや果実味が楽しめ香り豊か。¥2,400 C
⑦モウラス・ダン
オーガニックにこだわったダン地方(作家の檀一雄が住んでいた)の生産者が造る赤。いちごやさくらんぼなどベリー系の果実の香りにほどよいタンニンも感じられ、コクとボディのあるまろやかなワイン ¥1,555 E
⑧キンタ・ド・コーレイヨ レッド
バランスの良さや飲みやすさを求める人にお勧め。ソフトで軽やか、でも果実味はしっかり。普段の食事に合う味を。某ポルトガル料理レストランでも、飲みやすいので人気が高い。¥1,300 A


●全てのワインは以下のHPにて購入できます。ワイン末尾のアルファベットでご確認ください。
A「木下インターナショナル」http://www.pontovinho.jp/shop/(ネットショップ専用アドレス)
B「ポルトガルワインの崖の上」 http://www.vinho.jp/ 
C「メルカード・ポルトガル」http://www.portugal.co.jp/
D「播磨屋」http://www.w-harimaya.co.jp/ 
E「ワインポルトガル館」http://www.wineportugal.jp/
F「モトックス」http://www.mottox.co.jp/


こんなにいろんなワインが並ぶのも、
インポーターのみなさんのおかげです。
いつも快くご協力いただき、
本当にありがとうございます!

この会で味わっていただいたワインは、

すべてネットのショップで購入可能なもの。
個々にお気に入りの味を見つけていただく
絶好のチャンスでした。


cakesのサイトもチェックしてね!とD君
 いつも連載でお世話になっている
ウェブメディアcakesのイケメン担当編集である
D君には、
楽しく会を進行していただきました。

そうそう、cakesの連載再開は2月からです。

どうぞお楽しみに!
会を支えていただいたみなさんと。
いつも本当にありがとうございます!







予定の2時間はあっという間に過ぎ、

会がお開きになっても
なんとなく名残惜しい雰囲気を感じたのは
私だけ?

最後にこのパーティを支えて下さった

スタッフみんなで全員集合+記念撮影を。
本当に素敵なひとときとなりました。
みなさま、あらためてありがとうございました!

なお、

次回の「ポルトガル食堂」料理教室は
2月21日土曜日12時からを予定しております。
残席1名さまですので、
ご興味のある方はこちらまで
ご連絡ください。

3月以降の予定は、

決まり次第アップして参ります。

最後のご挨拶でいただいた大きな拍手は、本当に嬉しかった!

思わず私も一緒に拍手してしまいました。




2015/01/16

新年の計

食の仕事が多い私ですが、
縁あって、教育関係の仕事にも少々携わっております。
一応教育学科出身の私。
教育実習も母校の高校で経験し、
大変だけど、楽しかった。

教育実習といえば、
当時なんとなく仲良くなって
個人的に進路相談の手紙をやりとりした高校生の女の子が、
フェイスブックで20年振りに連絡をくれたこともありました。
これ、嬉しかった!
先生(実習生でしたが)と生徒という関係って、
不思議な魅力があるなあと思いました。

おっと、話が逸れました。

教育関連のお仕事ということで、
昨日は、立命館大学教授(立命館小学校副校長)の
隂山英男先生の講演会を伺う機会がありました。
100ます計算の陰山先生といえば、
教育関係者や小学生の親で知らない人はいないという存在。

陰山先生とは、
以前ご自身の英会話学習を本にまとめる仕事でご縁をいただいて以来、
仕事でご一緒させていただいています。
教育関連の要職をいくつも兼任して
スケジュールはみちみちのはずなのに、
いつお会いしてもアクティブで楽しそう。
常に何か(仕事も趣味もご自身の勉強も)が
目を見張るほど進化していることが多く、
あんなに忙しいのにどうやって?と
毎回マジックを見ているかのようです。

そんな陰山先生の今回の講演会テーマは『時間管理』。
人生の成否は時間活用で決まる、という
ちょっと硬そうなサブタイトル。
ビジネスマン向けの内容ですが、
いつも何かが驚くほど進化している先生の
マジックの種明かしがされるかしらと
いち受講者としても大変楽しみでした。

講演時間は約1時間半。
本当に、中身のギュウギュウ詰まった、
楽しくてためになって勇気づけられる、
カンフル剤のような講演でした。
先生の溢れるサービス精神もあると思うのですが、
データも経験談も裏話もここだけのおまけ話も
次から次へと惜しみなく繰り出され、
まだまだ聞いていたい!と思うほど
(実際受講された方々のアンケートにはそんな声が多かった)。

講演会のあとの懇親会には、
記念の写真やサイン、
個人の悩み相談をしたいという受講者が長蛇の列を作り、
お開きぎりぎりまで大盛況でした。

あまりにも充実した内容だったので、
この講演会の内容+αを書籍化することになりそうです。

ビジネスでも、子育てでも、オンでもオフでも、
万人に平等に与えられた宝物“時間”を
どう使って人生をどんな風に楽しいものにするか。
そのコツがてんこ盛りです。

時間管理のノウハウを遥かに超えた、
人生の指標を自分で作るために大きな支えになる、
悩み多き時代を少しでも生きやすくできる、
カンフル剤のような本にしたい。

元旦から2週間も経っていますが、
今年は自分の人生の時間を自分でデザインして、
いろいろ進化させよう!
そう思いました。
遅まきながら、新年の計が立てられそうです。

そうそう、
先生のいつもされているという「自分会議」を
私も開こうと思います。
え、それ何?と思った方、
ダイヤモンド社から刊行予定の
陰山先生の新刊にしっかりまとめますので
しばしお待ちください。

2015/01/12

2015年今年もよろしくお願いします!

おかげさまで、新刊も好評をいただいております
このブログを読んで下さっているみなさま。
年は明けて2015年がスタートしておりますが、
今年もどうぞ、よろしくお願いします。

昨年の暮れは、
自宅のリノベーションと年末ぎりぎりの引っ越しで
息つく暇なく
荷物整理、
掃除、
荷物開き、
整理整頓、
掃除の繰り返しでした。
拭き掃除と紙類の整理などをしているうちに、
気がつくと手はかっさかさ……。
手って本当に働き者ですよねえ。
引っ越し前後は、
寝る前のハンドクリームが欠かせません。

さらに新年が明けても
片づけマラソンは延々と続き、
最近ようやく、ダンボール箱地獄から脱出。
ダンボール箱がなくなるだけで、
どれだけ片付けプレッシャーから解放されることか!
と、そんなことを言っている間に1月ももう半ば、
は、早い!!

というわけで、
なんとかPCで作業できる程度には落ち着きました。
あらためて、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、早速ですがイベントのご案内です。
新刊『ポルトガルのごはんとおつまみ』出版記念パーティを
開催することが急遽決まりました。

『ポルトガルのごはんとおつまみ』出版記念
「ポルトガルの簡単おつまみと珍しいワインで、カンパ~イ!」

普段なかなか味わう機会のない料理とワイン
(ともに著書で紹介しているもの)を味わっていただく会です。
著者とワインインポーターによる、
ポルトガルの食の魅力についての話のおまけつき。

16時より、おつまみ作りのミニデモンストレーションを開始いたしますので(無料・予約不要)
よろしければぜひご参加くださいませ。

【日時】1月25日(日) 16:30~18:30
 16時より、おつまみ作りのミニデモンストレーション開始(無料・予約不要)
【場所】COOK COOP BOOKキッチンスタジオ
東京都千代田区紀尾井町4-5 1階
【料金】3,500円 
【内容】スタンディング形式
 ポルトガルおつまみ3品&ポルトガルの微発泡白、赤など珍しいワイン6種類のテイスティング

お申し込みはこちらへどうぞ。

定員制です、満席の際はご了承ください。
ご質問などございましたらこちらへどうぞ。

さて、おつまみ何を作ろうかなあ。

そうそう、今回のリノベで学んだいろいろも、時間をみて書いていきます。