2021/09/14

cakes 連載「ポルトガル食堂」鶏手羽と玉ねぎの軽い煮込み



cakes 連載「ポルトガル食堂」更新しました。

鶏手羽と玉ねぎの軽い煮込み





薄切りした玉ねぎを透きとおるぐらいに蒸し炒めて、
まぐろのグリルにたっぷり添える、
ビッフェ・ドゥ・アトゥン・デ・セボラーダという料理がポルトガルにあります。
まぐろ漁が盛んな最南端エリアではおなじみのメニュー。
まぐろのグリルもさることながら、この玉ねぎソースがいいんです。
今回は、こんがり焼いた鶏をこの玉ねぎソースでさっと軽く煮込みました。




合わせるワインは、まだ少し暑さが残る今こそ飲みたい軽く冷やした赤。
ワインのラベルはヤギの顔で、そこはかとなくユーモラス。




樹齢50年以上、20品種以上の赤白混植畑(割合は赤8白2ぐらい)から生まれた赤ワイン。
ほんのり心地よい渋みと、じわじわと舌の上に広がるうま味、思わずクンクンしたくなるぶどうの複雑な香りなど、癖になる要素が詰まっていておまけに飲みやすい。
軽く冷やして飲むのがおすすめです。


「プラネット・モウラス シブー」3300円(税込み)