2013/01/25

感謝できる仲間がいることに、感謝。

請求書の入った箱にはおいしい手づくりクッキーが。
フードスタイリスト・Sちゃんの心使いに感謝!
先日の「ポルトガルのワインとおつまみ」イベントでは
いろんな発見がありました。

なかでも一番嬉しかったことは、
自分自身が、とても大切な事を思い出すことができたということです。

それは、
仲間がいるということです。

仲間ってなんだろう。
特に、大人になってからの仲間ってどんな存在なんでしょう。

私の思う仲間とは、
一緒に笑ってくれる人たち、
です。


楽しい出来事はもちろん、
いつもと違って焦っている様子や、
慌ててうまくいかなかったこと、
失敗してがっくりしていることも、
すべて「でも、楽しかったね」というひとことにして、
一緒に笑ってくれる人たちです。

大丈夫、だって楽しかったから。
そんな風に、
いろんなことを受け止めてくれる人たちです。


今回のイベントでは、
たくさんの仲間たちに助けられました。
フライヤ―やパンフレットのデザイン、
会場のスタイリング、
朗らかな受付、
手早い料理の助っ人、
間違いない会計、
柔軟なお客様アテンド。

みんなそれぞれにすばらしい才能があり、
それぞれがとても頼もしい。

私はいつもはフリーランスの立場なので、
普段はひとりで机に向かって黙々と仕事することが多く、
なんとなく
誰にも頼ってはいけないぞ、
という気持ちになり、
心を緩めるタイミングを逸してしまいがちです。

だから、自分には頼れる仲間がいるということも
つい忘れがちですが、
大切な宝ものがすぐ近くにいたことを実感でき、
とてもあたたかい気持ちになりました。

イベント終了後のお疲れ様会では、
その仲間たちとする何気ない会話が
本当に楽しかった。
準備中の自分の失敗を笑ってもらったり、
実はあれが心配だった、
結構これが難しかったと振りかえりつつ、
終わって安心した気持ちを
何回も聞いてもらったり。

この仲間たちとまた
「楽しかったね」と言い合いたいなあと思い、
お疲れ様会なのに強引に、
次のお手伝いの確約も取りました。
こんなわがまま、仲間うちならではです。

この場を借りて、
大切な仲間たちに感謝!

そしてもちろん、
イベントに参加いただいたみなさんにも、感謝!

2013/01/22

第1回ポルトガルのワインとおつまみ、大盛況でした。

会場にはみなさんの熱気溢れ、冬なのに最後は窓を開けるほどでした
先週末の1月19日土曜日、
浅草にほど近い
田原町のカフェで開催しました
「ポルトガルのワインとおつまみ」
イベントは、
おかげさまで大盛況でした。

参加されたお客さま、
スタッフのみなさん、
本当にありがとうございました。

この日は予想をはるかに超える
90名近い参加者が集い、
あちこちから笑い声が絶えない
楽しい会となりました。



15種並んだパンフレットを手に、
次はどれを飲もうかなあ、と悩むのが
このイベントの醍醐味

受付されたイベント参加者全員に
今日のワインのラインナップ15種の
紹介が書かれたパンフレットをお配りし、
その中から気になる10種類を
テイスティングしていただくという流れ。

さらに、リスト上にない超高級ワインも
格安で試飲できるというシステム。
ワイン好きにはたまらないお値打ちイベント、
私の聞いた中で一番飲んだ方は、
なんと13杯(!)でした。

ポルトガルのワインは
スティルワイン(一般的なもの)から
フォーティファイドワイン(酒精強化)まで
種類も様々ですが、
今回は第1回ということもあり、
まずは特徴的で馴染みやすい、
ヴィーニョヴェルデを主役にご紹介しました。

ヴィーニョヴェルデは
微発泡で低アルコールのやさしいワインだけに、
次々とトライしていく人が多く、
気持ちよいほどボトルが空きました。


材料はすべてポルトガル産を使用しました




私は前日から
鰯のカナッペと
フィンガーサイズの
干鱈のコロッケ
約100人分を仕込み、
当日は朝から助っ人2名と
揚げたり焼いたりの仕上げ。
100人前のおつまみづくりは
初体験でした。
楽しかった!





炒ったクミンシード入りは
辛口ロゼヴェルデと合わせたい



干鱈(バカリャウ)コロッケは、
クミン入りと
イタリアンパセリ入りの2種をご用意。

いつもは国産の甘塩の鱈でつくるのですが、
今回は本物の干鱈を使って作りました。

一昼夜水に漬けた干鱈は
牛乳で煮てから細かくほぐし、
ゆでてマッシュしたじゃがいもと合わせます。

ひとつには炒ったクミンシードを
すり潰して加え、
もうひとつには粗挽きコショウと
イタリアンパセリのみじん切りを加えました。

粗挽きコショウとイタリアンパセリ入りは
甘さを感じる白ヴェルデや
ヴィニャオン100%の赤ヴェルデともおすすめ











鰯(オイルサーディン)のカナッペは
作り方をよく聞かれました。
ほぐした鰯と玉ねぎみじん切りを和え、
ワインビネガーを加えてガーリックをすりこんだ
バゲットに乗のせれば完成です




















他にも、ポルトガル産のオリーブやチーズも
大好評でした。

ポルトガル産のジューシーなオリーブの実3種
国内では非常に希少な
ポルトガルの羊乳100%チーズ


 そして、スタイリングは
センス抜群のshigekoちゃん。

shigekoちゃん&かわいい娘ちゃん




























ワインは楽しむものだから、
メモしながら下向いて飲んじゃダメ!

ポルトガルのお客様も楽しまれていました
難しい顔をしてひと口飲んで考えこまずに、
とにかくいろいろ飲みなさい。

私がポルトガルを取材中、
あるレストランのソムリエさんに
言われた言葉です。
ブドウの品種や作り方を知ることも楽しいけれど、
自分がどんなワインを好きなのか、
まずそれを自分で知ることが大事だよ。

そう言われてから、
私はワインの知識を必死で詰め込むのはやめました。
やめたというのはかっこつけているだけで、
飲んでいると忘れちゃうというのが実際のところかもしれません。

それに、本当にワインをおいしくしてくれるのは、
誰と、どんなときに、どう飲むかだったりもします、よね。

おいしいワインがあれば、人生はもっと楽しい!
会場には、ポルトガルのパンフレットや関連資料も
たくさんご用意しました
というわけで、
ポルトガルの食の魅力をもっと多くの人と楽しみたい
というシンプルな気持ちからスタートした今回のイベントは、
想像以上に多くの方々と過ごす
実り多い時間となりました。

次回をご希望される声も多数いただきましたので、
多くの方とポルトガルワインやおつまみを楽しめる場を
また作っていきたいと計画中です。

このブログでも、
詳細が決まり次第お知らせいたします。

参加して下さったインポーターのみなさまと記念撮影。
ポルトガルのワインのおいしさ、
食の豊かさを、もっともっと知っていただきたい!
あらためて、ご参加下さったお客さま、
スタッフのみなさま、
ありがとうございました。

では次回をお楽しみに!

2013/01/07

1/19(土)「ポルトガルのワインとおつまみ」イベントで味わえるものをご紹介

「ポルトガルのワインとおつまみ」イベントのフライヤ―ができました。
カジュアルに楽しんでいただきたい会なので、
ポルトガルのラフであたたかい雰囲気を大切にして、こんな感じに。
ポルトガル料理と和食には共通項が多い。
だからポルトガルのワインは、私たちの普段の食事とも相性がいいと感じます

フライヤーは、ポルトガル大使館、
ポルトガル投資貿易振興庁、
社団法人日本ポルトガル協会、
会場である、イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫などでお配りする予定です。

このイベントを開こうと思ったきっかけはとてもシンプル。

家で友人を招いてポルトガルのワインを開けるといつも好評で、
特にヴィーニョヴェルデは「どこで買えるの?」と必ず聞かれます。
そのたびにポルトガルワインについてやショップの紹介をしてきたのですが、
こんなに人気なら、
いっそのこともっと一度に多くの人が、
ポルトガルのいろいろなワインを楽しめる場をつくろうと思ったから。
「dancyu」2月号126ページでご紹介しているヴィーニョヴェルデはもちろん、
いろんなポルトガルワインに出会えます
しかもポルトガルのワインって馴染みがない分発見が多い。
このイベントで初めてヴィーニョヴェルデを飲まれる方は、
きっとファンになってもらえると思います。

イベントでご用意するワインは、
「dancyu」2月号でご紹介している
初心者におすすめのヴィーニョヴェルデ4本はもちろん、
ヴィーニョヴェルデの白、ロゼ、赤、ビオ、
さらにポルトガルの新酒など、
大変希少なワインが合わせて15本前後集まります。
その中から、気になったものを10種類テイスティングいただきます。


ポルトガルは魚介系缶詰めの質が高い!
ふっくら鰯のオイルサーディンもおつまみに
さらに、ワインだけではありません。
ポルトガル特産のオリーブやチーズ、
干しだらやオイルサーディンを使った
簡単なおつまみも予定しております。


ポルトガルの食材、
興味をお持ちの方も多いと思いますが、
ポルトガルは魚介系の食材が
びっくりするほど豊富です
しかも、質の高いものが多い。
このイベントでお出しするおつまみの素材も
トップクラス。
ポルトガルの食材を気軽に味わえる、
またとないチャンスです。







ポルトガルで愛されている干しだらも、
おつまみになって登場予定です


少しでも多くの方に
ポルトガルを味わっていただきたいので
会費は2800円(要予約)です。
ワイン10種におつまみ付きで
なんてお得過ぎる値段!
正直自分でもドキドキしています。

イベントへのお申し込みは、
こちらまでメールでお願いいたします。


そしてどうぞ当日は、
主催の私や各ワインインポーターの方々にも
気軽に話しかけてください。
ポルトガルってどんな国なのか、
ワイン以外には何がおいしいのか、
どんな名物料理があるのか、
どんな人がいるのか、
素朴な疑問も大歓迎です。


ご参加、お待ち申しあげております!

2013/01/05

「dancyu」2月号のポルトガルごはん、ぜひ!

新年あけましておめでとうございます。
快晴でスタートした巳年の2013年が、
皆様にとって幸多く力強い
素敵な1年でありますように。

私自身も、
蛇のようにしゅるしゅると活動しながら、
読む方にもっと楽しんでいただける、
そして少しでも役に立つ記事や企画を
編集したり、
書いたりしていきたいと思っております。

いつでも
どこでも
どんなときでも、
人生は何事も自分の気持ち次第。

今年も楽しくやっていくぞ、おー!


あたたかい感じの表紙もいいなあ。
さて、
早速お仕事の紹介です。
1月5日売りの「dancyu」2月号、
もう書店に並んでいると思いますが、
ぜひお手にとってご覧ください。
とっても味わいのある
作りになっています。

まずはメインのコーヒー特集、
むむむ、読みごたえあり!
チョキチョキ工作みたいなことが
できる部分もあって、
なんとも楽しい。

鍋、
この鍋たちはひとひねりあり。
しかも簡単そう。
早速つくって、
食べたくなりますねえ。

ほかほかのかわいいホットケーキ、
町で噂のかわいい女の子たちが
紹介されているかのような
ほっこり感がいいなあ。
やっぱり食べに行きたくなります。

そしてみなさん、
表紙の左端に小さく載ったタイトル
「ポルトガルごはん」
どうぞご注目ください。

リニューアルしたばかりの
「dacyu」編集部メンバーが、
なんか最近、ポルトガル料理って盛り上がってない?
と察知したことがきっかけで、
このページを作ることになりました。



写真は公文美和さん。おいしそうで味のある写真です
撮影は、代々木「クリスチアノ」の
佐藤シェフにご協力いただき、
家で作れるポルトガル料理の
レシピもたっぷり。
佐藤さん、ありがとう!

もちろん、ポルトガルと日本の
歴史的な料理背景にも
触れた内容です。
そこがまた、
ポルトガル料理の魅力でも
あるんです。
バックストーリーを知ると、
ぐっと親近感が湧くんですよね。

実はこのページの文、
何度も書き直しました。

同じ漢字を繰り返し何回も書いていると、
だんだん文字自体がバラバラに見えてくる経験、
小学生の時にありませんでしたか?
文章もそんなときがあるんです。
書き直し過ぎると、
よくわからなくなってくる。

いつも以上に張り切って、
力み過ぎてしまいそうだったところを
編集部のS嬢にズバッと助けていただきました。
Sちゃん、本当に感謝です。
ありがとう!
雑誌はやっぱり、いろんな人の知の集合体です。


ページ右下にポルトガルのワインのインターネットショップを
リストにして紹介。検索して、飲んでみよう!
そして、紹介しているのは
料理だけではありません。
ポルトガルのワインも。

今回は、
私の経験上、
飲んだ日本人が
みんな好きになると言っても
過言ではない
「ヴィーニョ・ヴェルデ」に
焦点を当てました。

爽やかでフルーティな
微発泡のショワショワ~なワイン。
みんな、飲むと「!」っていう
うれしいびっくり顔になります。

昨年秋に
ポルトガル北部を取材した写真も、チラッと掲載。
思い切って取材に行ってよかった。

そして、このページを読んでポルトガルの食に興味を持たれた方が、
早速ポルトガルを味わえるイベントも準備しております。

自分が主催するイベントって、
初めてなので一体どうなることやら。

でも、ずらり揃うワインたちがおいしいことだけは間違いないので、
来て下さった方には満足いただけるはず!
しかも10種類テイスティングできますよ。
ポルトガルのおつまみをつまみながら楽しめる、
なかなかない機会です。

イベントについては、
左のブログカテゴリーの
イベント案内
で詳しく紹介して参ります。
どうぞお気軽に予約申し込み下さいね。

では、本年もどうぞよろしくお願いいたします。