2021/05/28

cakes連載「ポルトガル食堂」そら豆とハムのレモンパスタサラダ

cakes 連載「ポルトガル食堂」更新しました。
そら豆に自由を!「そら豆とハムのレモンパスタサラダ」





国によってこんなに食べ方が違うんだ、と驚いた野菜の1つがそら豆。
こどもの頃は父の晩酌の定番で渋いイメージだったけど、
ポルトガルに行けばワイン蒸し、イタリアでは生でペコリーノチーズと合わせたりと、
全く違う食べられ方で食べられていてどえらい衝撃だった、という話を書いてます。

合わせる5月の推しワイン🍷は、ちょっとおもしろい1本を。
ポルトガルのミーニョ地方で作られる、ヴィーニョ・ヴェルデの赤。
緑のワインと訳され、白が全体の8割近いヴィーニョ・ヴェルデの中でも
とっても希少かつエレガント。

およそ樹齢70年のブドウを使用し果実味たっぷり、
柔らかいタンニン、ベリーの溌剌とした香り、
そしてなめらかでインパクトのある酸味が、
野菜、肉、魚、乳製品と幅広い料理に合わせやすい。
生産数は1000本ほど。ラベル貼りや番号付けは手作業。
昔もきっと、こんな感じでワインを造っていたのだろうかと、
思わず想像したくなります。

ちなみに私が飲んだワインのナンバーは7番でした。
Zafirah Red 2019」3500円(税込み)



2021/05/12

cakes連載「ポルトガル食堂」クリスピーそら豆

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そら豆を皮ごと食べる「クリスピーそら豆」



そら豆の季節がはじまりました。
そら豆は薄皮もおいしいと知ったのは、ポルトガルでそら豆料理を食べたとき。
かりっと焼けたクリスピーな薄皮は、主役の豆以上に酒を呼ぶのだ。

合わせる5月の推しワイン🍷は、ちょっとおもしろい @constantinoramos の1本を。ポルトガルのミーニョ地方で作られる、ヴィーニョ・ヴェルデの赤。緑のワインと訳され、白が全体の8割近いヴィーニョ・ヴェルデの中でもとっても希少、かつエレガント。

およそ樹齢70年のブドウを使用し果実味たっぷり、柔らかいタンニン、ベリーの溌剌とした香り、そしてなめらかでインパクトのある酸味が、野菜、肉、魚、乳製品と幅広い料理に合わせやすい。生産地モンサオンのワインに関する歴史的記述には、14〜16世紀にこの地域からイギリスへ出荷された赤ワインが、フランスのブルゴーニュワインの代替品として非常に支持された、とあるそう。生産数は1000本ほど。ラベル貼りや番号付けは手作業。昔もきっと、こんな感じでワインを造っていたのだろうかと、思わず想像したくなります。ちなみに私が飲んだワインのナンバーは7番でした。

「Zafirah Red 2019」3500円(税込み)
https://recifewine.shop-pro.jp/?pid=155013431
扱いは @recifetereza

2021/05/03

cakes連載「ポルトガル食堂」日曜日のじゃがいもお焼き

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「日曜日のじゃがいもお焼き」
https://cakes.mu/posts/33643





こどもの頃、父がごくたまに日曜日の昼に作ってくれた、じゃがいものお焼き。
すりおろしたじゃがいもに、刻んだ玉ねぎとベーコンを加えてつなぎに小麦粉を少し。
よく混ぜたらこんがり焼く。これが大好物で。
ある日、あのお焼きは一体どこの料理なのと聞くと、
意外な国の名前が出てきて……というお話をしています。

合わせる4月の推しワインは、ポルトガルのダン地方で作られるジューシーなロゼ。
春の気分を盛り上げる桜色で、味わいはきりりと辛口。
酸もほどよく赤いベリー系の香りがふんわり広がる、
ビオディナミで造られているオーガニックワインです。
「カサ・デ・モウラス ダン ロゼ 2018」2367円(税込)
扱いは @wine.kishimoto 🍷