2013/08/24

ポルトガル料理教室『ポルトガル食堂』・夏メニュー

ポルトガル料理教室『ポルトガル食堂』、
口コミにより
おかげさまで回を重ねております。


毎回お客様とずーっと話をしながら
料理をお出ししていますが、
これが思っていた以上に楽しい!


ポルトガル料理についての説明も、
毎回話すうちに頭の中で考えが整理されてくるので、
文章にするときもクリアになります。









cakesというwebメディアの連載メニューです

この夏のメニューは、
ポルトガル風ガスパチョ(冷製パスタ仕立て)と
鶏手羽にピリ辛ポルトガルソースを塗った
チキンピリピリの2品。


あつあつ、ピリ辛です








ワインは
ポートワインの白を炭酸で割った
ポートニックと、
ポルトガルの緑のワイン
ヴィーニョヴェルデで展開しています。











何をしている瞬間だったっけ?


先日は、銀座の美容師のみなさんが
いらっしゃいました。

やっぱりみなさん、
普段からおしゃれですねー、
華やかですねー。
私の気持ちもなんだか上がりますねー。
これって、おしゃれ女子とデートする
男子の心境?


何よりご自分の雰囲気の掴み方が
絶妙に上手。
自分をしっかり
スタイリングできているのです。
ラフだけど、いい感じ。
んー、おしゃれ上級者の境地。
力が入っていないようで、
雰囲気十分なんて。
ファッション誌のモデルさんではないですか。


ヘア、服、アクセサリー、靴と
頭からつま先までフルバランスがばっちり。
ドアを開けた瞬間から、
みなさんの身につけているいろいろが
気になって仕方がありませんでした。

今度は私が
スタイリング教室を開いてもらいたいと思いました。

ちなみに『ポルトガル食堂』は
お1人4000円で3名から受付中。

普段の仕事を調整しながらですので、
不定期で開催しております。
ご興味のある方は、
まずはこちらまでメールをどうぞ。


2013/08/12

LEE9月号の麺特集は盛りだくさんです


猛暑にうれしいアイスブルーの表紙が目印
この夏、
我が家のそうめんは完全に
「ひやあつ」スタイル。

発売中のLEE9月号
「家族が驚くごくウマ麺」のページを取材中だった
6月頃からずーっと「ひやあつ」が続いています。

氷水でしっかり冷やした麺を、
肉や野菜のたっぷり入った熱いつけ汁で
食べる「ひやあつ」。
なんでもっと早くこのスタイルに目覚めなかったのかと
ちょっと後悔しているぐらい。

体が冷えすぎず、
麺の冷たさもちゃんと味わえて、
具もいろいろ楽しめるから食事として立派に成立。
もう当分、薬味だけのひやひや(冷たい麺+冷たい汁)には戻れそうにありません。





暑くなるほど、米より麺だなあと思う
「ひやあつ」は、
そもそもうどんの食べ方として昔からあったもの。
その源流ともいえる武蔵野うどんについても取材しました。
そのお話もちらりと掲載。

武蔵野うどんは、
練馬以北の東京や埼玉西北部がかつて小麦の産地
だったから確立された関東固有のうどんです。
これがまた深くて意外で面白い。
練馬区にある武蔵野うどんを研究している
「むさしのエン座」さんに取材で伺ったときは、
なんと結婚の祝いの席で、
各人のお膳にドンと山盛りの武蔵野うどんがのっている
昭和初期のモノクロ写真を見せていただき、驚きました。
小麦の産地ということもあり、
当時は米よりうどんが主食に近かったそうです。

おいしいうどんを食べに
讃岐を巡ったのはもう10年近く前ですが、
もっと近所においしくておもしろいうどんがあるじゃん!
武蔵野うどん、ちょっと衝撃でした。

武蔵野うどんをアレンジした肉うどんの専門店も
増えつつありますから、この「ひやあつ」スタイルは、
もはやブームなのです。



麺の面白い話もたくさん伺えました。
誌面の都合上、かなり凝縮してお伝えしております
LEE9月号の麺特集は
16ページと盛りだくさん。
冷あつで食べるそうめん以外にも、
レンジでチンで楽しめる冷凍うどん、
今業界が熾烈な戦いを繰り広げる袋麺と
3つの展開です。


袋麺については、
即席麺評論家の大山即席斎さんに取材。
大山さん、
毎日1食以上即席麺を食べる研究生活を
20年続けていて
通算1万食と突破という、
まさに体を張った研究家なのです。

これまでのカップ麺や袋麺などの即席麺の歴史や、
マルちゃん正麺をはじめとする、
美味しく進化した最近の袋麺について、
さらには激増している地方の袋麺について、
たっぷりお話を伺いました。

誌面で紹介している優秀地方袋麺たち
今回は、大山さんおすすめの麺の一部である
オリーブ麺、あごだし麺、利尻昆布麺などを
誌面でご紹介。

地方の場合、各地の特産物を
麺やスープにうまく加工していて、
ラーメンというよりは、
特産物麺といった印象。
食感や味にもこだわっていて、
どの麺もおいしい驚きがありました。
地方に帰省や旅行した際は、
ぜひ探してみてください。
私もお盆に探してみようっと。


そして冷凍うどん!
私も冷凍うどんフリークですが、
料理研究家の小林まさみさんは
冷凍うどん研究家!?と思うほど
アイデア豊富。

なんといっても、ゆでずに電子レンジで軽くチンして
料理するという方法がいいんです。

私も時間がないときはちょくちょくレンジで軽くチンしていましたが、
料理研究家のおすみつきをもらえた気がして嬉しい。

それと、おすすめの冷凍うどん、
これもおいしかったー。
誌面で紹介していますので、
気になる方はぜひチェックしてみてください。

2013/08/07

ポルトガルポテトサラダ。

「ポルトガルポテサラ」は出来たてもいいけれど、
ソースが馴染んだ翌日もまたおつです
干物、好きですか?

子どもの頃は、週末の朝の食卓には必ずアジの干物と大根おろしがセットで並んでいたので、干物は朝ご飯のおかず、というイメージがしばらくありました。

でも、大人になってお酒を飲みだしたら、干物っていいおつまみにもなるってことに気がつきました。しかも、酒の肴だから塩気が強いとかえって好都合。

さっと焼くだけで完成されたおいしいおかずにも酒の肴にもなる。とくに夏は塩気の強いものが食べたくなるから、干物大歓迎。そんなわけで、夏場はたいてい、何かしら干物を冷凍庫に常備しています。


ある日。アジの干物を食べていたら、ふと、ポルトガルで食べた魚料理のイメージが重なって、アジの干物を使ったポテサラを作ってみようと思いました。「ポルトガル風ポテサラ」ですね。

もちろんポルトガルにはこんなポテサラメニューはありません。お店で頼んでも「?」って言われます。




典型的な庶民の食堂で食べる、
大きめのあじのグリル。これで1人前です。
そもそもポルトガルでは、
焼き魚の付け合わせはたいていゆでたじゃがいも。そして、刻んだイタリアンパセリや玉ねぎが入った緑のソース(molho verde)が添えられています。

その焼き魚の身をほぐして、じゃがいもといっしょに緑のソースを絡めて食べれば、お口の中でポテサラ完成、というわけ。


そのバランスを再現したのが上の写真の「ポルトガルポテサラ」。ゆでたじゃがいもとほぐしたアジを、緑のソースで和えて完成です。
夏に出回るアレをたくさん使って、ピリッと味を引き締めています。

アレってなんだろなあ、と気になった方、
詳しいレシピはウェブメディア「cakes」内の連載
http://cakes.mu/
「とりあえずビール!」
ご紹介しております。
バダサオリの名前で検索してみてください。