2016/08/29

夏の終わりの温泉旅

自然の景色で何杯でも飲めます
8月も残すところあと数日。
小学生の娘の夏休みもあと少し。

過ぎゆく夏を惜しみながら、家族で伊豆の温泉を楽しむ小旅行に出かけました。


温泉のだいご味は、なんといっても露天風呂。


湯から出たり入ったりしながら、あちこちから重なって響くセミの声を聞いたり、葉が一陣の風にさわさわとそよぐ音を聞いたりしていると、自分も何かの動物になった気がしてきます。

野生に帰れ!私!

今回は、狩野川沿いの、川のせせらぎが耳に心地よい、そして晩夏の緑がまだまだまぶしいところへ。


湯につかりながら、上がったら何を飲もうかしらとあれこれ迷っているときが、一番リラックスできる最高の時間。




旅に出ると、自分が今を楽しむためには何をしたらいいかを、一生懸命考えます。

これって、仕事や家事をしている毎日の中ではすっかり忘れ去ってしまっていること。
いや、何を飲むかと何を食べるかは自分なりにいつも真剣ですが、それでも例えば、仕事のあとの夕飯づくりには、多くの妥協が伴うもの。あるもので、スピーディーに、とか。

娘のこともがみがみ怒らずに、次にやらなきゃいけないことを考えることなく、娘と笑ってのんびり湯に浸かっていられるなんて。旅の時間は、ほんとにゆったりと流れてくれます。


心がゆったりしてくると、娘のふとした笑顔がたまらなく愛おしく感じたりするんです。普段から見ているはずの表情なのに。そして、自分の心の余裕のなさに、はっと気づかされます。


だから温泉旅行は、自分の心をゆっくり休ませる、自分を大事にするのに欠かせない時間です。

飲んだくれているだけではありません!(誰に宣言しているのか?)

次はどこに行こうかな。

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