写真の力! |
すでに絶賛発売中の
dancyu6月号はパン特集。
お仕事しております。
自宅に届いた見本誌の袋を
郵便ポストから取り出し、
待ちきれなくて家に着くまでの間に
歩きながらビリビリと封を開けると、
出てきたのはこの表紙!
いつもハッとする表紙が楽しいのですが、
この号はなにより、
このコッペパンの写真に目を奪われました。
なんですか、このおいしそうなパンは。
亀有の「吉田パン」のコッペパンを
大沼ジョージさんというカメラマンさんが
撮影しています。
この感じの良いふっくら感!!!
写真とわかりつつも、
思わず無意識に表紙をなでてしまいました。
いまにも小麦の香りがしてきそう。
写真は撮る人も、見る人も、
一瞬が全て。
その一瞬にこんなに強さがあるなんて。
あらためて、写真の魅力を感じた表紙でした。
この写真をさらに引き立つようにデザインしている
ナカムラグラフさんの
デザイン力も恐るべし、です。
甘さ控えめの大人フレンチトースト |
「いつ、だれと、パンを食べる?」
の企画でお仕事しました。
朝パン担当。
調理して食べるパンの料理というテーマなのでメニューも考えます。
どこのお店のどんなパンを
どんな風に?
いろいろ検討した結果、
オープンしたての
浅草「SUKE6ダイナー」さんで、
バナナとベーコンのフレンチトーストを
つくっていただくことに。
パン工房「マニュファクチュア」で販売中の
山型食パンを使用。
こちらのパン、そのままでも味わい深い!
柔らかさもちょうど良く、何もしないでちぎって食べ出すと止まりません。
もちろん、トーストすると香ばしさがグンとアップ。
この撮影以来、ときどき自転車で買いに行って、
冷凍保存しています。
普通のトーストもいいですが、
薄切りきゅうりと韓国のりを重ねて挟むのが
このところはまっている食べ方。
ああ、このこんがりジューシー感! |
ところで、
この号ではもう1枚、
ぐっとくる写真がありました。
「アスパラガスはまだか」
という企画のページで紹介されている、
ホワイトアスパラガスのムニエルの写真。
「フロリレージュ」川手シェフの
旬を最大限魅力的に調理した料理を、
竹内章雄さんが撮影しています。
竹内さん、プライベートでは
食いしん坊が集まるチームで
ご飯を一緒に食べに行くんですが、
いつも本当に面白い(かつ、非常にくだらない)ことばっかり話しているので、
こんな素晴らしい仕事を誌面で見ると、
あの食事中のふざけた人と
同じ人物かどうかかなり疑わしくなってしまう。
竹内章雄さんって
2人いるんじゃないの!?
なーんて。
料理の写真はそのものの魅力を最大限引き出す
観察力が大事だと私は思うのですが、
竹内さんの観察力って…。
一緒にご飯食べるの怖くなってきます。
竹内さん、食べものを観察しても、
食べている人間は絶対に観察しないでねー!
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