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ゆったり居心地の良いおしゃれカフェを併設している 「COOK COOP BOOK」 |
先々週末の7月20日(日)、
千代田区紀尾井町にある
「COOK COOP BOOK」にて、
ヴィーニョヴェルデ5種の
テイスティングイベントを開きました。
こちらの空間は、
書店でありながら
カフェとキッチンを併設していて、
作る、食べる、喋るを楽しむイベントが
常に開かれています。
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幻冬舎文庫「初夏の旅心満足フェア」 最新刊です |
今回は、
7月3日に発売になった自著
「ようこそポルトガル食堂へ」
文庫化出版記念と銘打ち、
実際に書籍の中で巡ったワイナリーの
ヴィーニョヴェルデ5種を
楽しんでいただこう、という内容でした。
ポルトガルで味わった緑のワインを
東京で味わえるのも、
私が毎日いろんなポルトガルワインを
楽しめるのも、
インポーターさんたちの存在のおかげ。
ということで、
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緑のワイン、冷えてます! |
今回この文庫で巡ったワイナリーの
ワインを輸入販売されている
「メルカードポルトガル」毛利さんと、
「ポルトガルワインの崖の上」佐野さんにも
ゲストトークに参加いただきました。
ポルトガルと商売することの面白さや
ポルトガルのワインや食材に関する
サイドストーリーなどを、
ご自分で撮られた写真などとともに
ざっくばらんにお話しいただき、
会場の皆さんと一緒に
私もすっかり楽しんでおりました。
ポルトガルの食材やワインのみを扱うというのは、
商売としても相当に覚悟がいると思うのですが、
みなさん大変だけど楽しい、と話されていて
今後もぜひ頑張っていただきたい!と、
ポルトガルワインの一ファンである私は
強く願うのでありました。
私は買い続けますからねー。
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揚げたてたこ天ぷらをサーブ中 |
さらに、
この日はポルトガルで味わった料理を
簡単なおつまみにしてご提供。
40人分の仕込みを、
いつも手伝ってくれるNちゃん
(いつもほんとにありがとう!)、
店長のSさん(お世話になりました!)と、
開場ぎりぎりまで準備しておりました。
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ガーリックのきいたバゲットスライスをちぎって 「ガスパショ」にインするのがおすすめ |
今回のメニューは次の3品
・アレンテージョ風ガスパショ
Gaspacho Alentejano
ガスパショ アレンテジャーノ
スペイン料理として有名なガスパチョですが、隣のポルトガルでは「ガスパショ」と呼びます。野菜をざく切りにするのが特徴的。ちぎったパンをたっぷり入れていただきます。
・たこの天ぷら Polvo Frito
ポルトガルでも人気のたこ天ぷら。ワインに合うよう、衣にハーブを仕込みました。
・ポルトガル産はちみつ+マスカルポーネチーズ+ぶどうパン
ポルトガルのまろやかなはちみつを、ブドウぎっしりのパンにのせたマスカルポーネにたっぷりかけました。
これ、とくにポルトガルスタイルトいうわけではなく、
私の好きなはちみつの楽しみ方。
ひと口で楽しむ甘いおつまみです。
また、会場には
文庫の表紙になった小池ふみさんの
イラストの原画も展示。
小池さんに私の原稿を読んでいただき、
印象に残った2つの食べもの
ケージョフレシュコ(左・豆腐のような新鮮チーズ)と、
カルドヴェルデ(右・緑のスープ)を
描いていただき、
幻冬舎編集者の杉田さん、
デザイナーの児玉さん、
そして私の3人で、
表紙の絵を決めさせていただきました。
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みんなほんとにいい笑顔!おつかれまさ! |
原画を実際に見ると、
タッチは温かくて洒落ていて、
ご本人にお会いすると、
これまた、絵が人になったような!
笑顔が魅力的なキュートな方でした。
たくさんの方々にお集まりいただき、
ポルトガルのヴィーニョヴェルデとおつまみを
楽しみ、喋って、笑っての楽しい時間でしたが、
何より幸せを感じたのは、
本を買って下さった方々に実際にお会いでき、
感想を伺えたことでした。
名もない書き手の私の本を
あまたある本の中から見つけていただき、
小さなイベントにまでご参加いただいて
(最も遠方の方は仙台から!)、
本当に本当に、
ご参加いただいたみなさま、
いつもお手伝いしてくださるインポーターの方々、友人達、
重ねてお礼申し上げます。
どうもありがとうございました!!
そうそう、
ガスパショは8月23日の料理教室でもご紹介いたします。
まだ少しお席があります。
ポルトガルの料理レシピとエッセイをまとめた本を発刊予定です。
お楽しみに!