2014/11/07

dancyu12月号

dancyu12月号「ワインの感じ方」で
なんておいしそう!
撮影は三木匡宏さん
お仕事しました。

ちなみに今回のこのタイトル、
すごく好きです。

ワインって、そう、感じる飲み物。
どこの産地の
なんてぶどうを
何年熟成させて……
という話は裏方の話。

飲む人がまったく考えずに口にして
「いいねこれ、どこで誰が作ってるやつ?」
と思ってはじめて、
どこの、
誰が、
いつ、
どんなぶどうで作ったか
を知ればいい。

ま、知ったところで私の場合、
肝心のときにそれらを思い出せないことがかなり多い。
ので、ついおいしいと写真を撮るのですが、
この写真がまた溜まっちゃう。
ほぼ役に立たず。

最近は面倒なことが苦手なので、
ワインって一期一会でいいじゃん、
と思うことにしています。
覚えきれないからこそ、
困ったらソムリエさんやお店の人に聞けば良し。
と思ってます。

ワインは感じるもの。
そうです。
そうなんです。
覚えるものじゃないのよ。
日本人は勉強が好きだしウンチクも好きだから
ついワインでも同じことをしてしまうけれど。
私のような学び下手には、
この言葉、やさしく響きます。

脱・かっこつけ!
そう言えば、
ポルトガルでワインをいろいろ飲んでいたときも、
お店のご主人に
「サヨーリ、下向いて(メモして)飲んじゃダメ!まずは自分で感じなさい」
と言われたっけ。
そのときは、感じている間に酔って銘柄忘れちゃうし、
と思ってた。取材だったし。
でも、ご主人の言いたいことは
よくわかります。
自分で判断しないと意味がないんだよ、
ワインなんてもんは
ってことですよね、ご主人。


中ページの「ワインの馬鹿!」という特集内では、
ワインを楽しく飲むための自己流アイデアを
少しだけ披露しております。
ワインの知識を蓄えるのが苦手な人の気持ちが
よくわかるからこその、
ワインを適当に楽しむアイデアです。



ワインが止まらないおつまみばかり、ほんとに

そして、ワインに合うおつまみも取材しました。

亀戸「メゼババ」高山シェフの
パンを使ったおつまみ。
簡単なのにおいしいを、
目の前でいく皿も証明してもらって、
もちろん家で作ってます。

ただ、うちの娘がにんにくが苦手で、
この手のおつまみのときは
ちょっと悩む。
皮ごとつぶしてほんのり香りをつける程度なら、
ばれないかなと思いきや、
「これ、にんにく使ってる?」と
ひと口目で言われ、母ちゃんたじたじ。

5歳児女子。
すでに食卓の主導権を握ってる。
負けないぜ!

だって母ちゃんは
夜はワイン飲みたいの!
ワイン飲めるおかずつまみが、
うちの晩ご飯。

和食でもそれは可能です。
でも、にんにくが欲しい日もある。

食事の趣味が違う人が食卓にいると、
毎晩鍛えられます。

早くにんにく好きになってくれー。




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