2012/07/12

血液型別食事法って??

「血液型食事法」の解説書とメニュー。
参加者は血液型ごとにメニューが違う。
会場は神宮前の『レストラン アイ』。
仏・ニース「KEISUKE MTSUSHIMA」の松嶋シェフが総料理長
血液型、大好物です。
もちろん占いや性格分析のこと。
でも、好きなんだけど、素直に読めない。


書いてることを信じる方かというとその逆で、小さい頃から今に至っても、
占いに都度つっこみを入れてます。


原因は私の家族。
両親、私、弟と4人全員AB型なんですが、
性格がもう見事なまでにばらんばらん。
父=キャタピラー的猪突猛進系ボス型
母=揺ぎ無きマイペースの個人主義者
弟=正義感に基づく純平和主義者
私=……いまだに自分が分かりません。




そうか、自分がよく分からないから
ついつい見ちゃうのかな、
占いとか性格分析とか。


4人でこれだけ違うのに、
AB型は~と括るなんてそりゃ無茶です、
と思っちゃう。


だから、先週招待いただいた
「血液型別食事法」 のプレスランチも、
正直に言うと最初は疑問符だらけ。
参加する日までどんな食事法なのかと興味深々でした。


「血液型別で食事方法に違いが出るのか?」
「几帳面なA型はアルコールでリラックスとか?」
と、勝手に突っ込みを入れてみたり。




あーだめだめ、何事も先入観はいけません。
新しい事に出会うと皮肉って斜に構えて見ちゃうのは老化現象のひとつ。
と、分かってはいるんですが、
ひねくれた性格の私は、
きっと疑問符が顔にまで出ちゃっていたに違いない。


可愛くないです、ひねくれ過ぎー。
栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが解説。
解説者が美しいということ、これ重要ですね
なんでもっと無邪気に楽しめないのか、自分。


ということで、当日は
エリカ・アンギャルさんの解説を素直に伺いました。


エリカさん、壇上に向かって歩く後ろ姿も
健康美オーラがピカピカ、眩しかったです。


体の各細胞が隅々まで活発に動いている感じ、
まさに「溌剌」とした存在でした。
やっぱり、お手本にしたい美しい人がいると、
それだけで食生活を見直そう、
という気になります。


美人の存在が人をやる気にさせる、
これは何も男性だけに言える話じゃなく、
女性も同じ。
しかも女性の場合は、翻って自分を反省するところにまで作用します。


美人の存在は近過ぎても困っちゃいますが、
離れた所にときどきちらりと現れると刺激されて、
世の中が活性化されますね。

そういえば、エリカさんの溌剌さが眩しかったのは、
ひとりの女性として自分の意識が変わってきたからかも。
だって、以前は溌剌さって
10代のような子どもっぽいものだと思っていたから。


アラウンド20~30では、大人っぽいカッコ良さばかり考えていましたが、
アラウンド40では、断然健康的な魅力が気になります。
痩せてるとかふっくらとかよりも、
ツヤ感、張り感、適度な筋肉、優雅な所作…。


ああ、私がいま一番欲しいものはこれだ!
書いてて気がつきました。
何を食べたら手に入るんだろう。
いやいやそういうことじゃない、
もうその辺はよく分かっています。
やっぱりバランスの良い食生活と睡眠。適度な運動。


うーん、難易度高いなあ。まずは飲酒の量から調整していかないと。


AB型の私のメインは
「鱈のロースト、ストックフィッシュ、豆のピュレ」。
AB型はタンパク質を魚と豆からとるのがおすすめだそう 
さて、話がエリカさんから広がって
ややそれましたので、
「血液型別食事法」とはなんぞや、
という疑問に戻ります。


端的に言えば、
血液型による体質の違いを生かした食事法で、ダイエットや美容法としても人気だそう。
海外(主にアメリカ)で流行っているらしいです。


参考資料に目を通すと、ほほー。
ハリウッドセレブの名前がずらり。


グイネス・パルトロウ(A型)に
アンジェリーナ・ジョリー(A型)、
ジェニファー・ロペスに
ケイト・ウィンスレット(ともに血液型は?)、
オーランド・ブルーム(O型)や
ヒュー・グラント(O型)など、
男女問わず実践している人も多いそう。


でも残念ながら、
私の庶民感覚にはあんまり響かない参考例でした。
だってセレブのみなさんですから食生活のスタート地点が違う気がします…。


それよりも面白かったのは、
血液型にはそれぞれルーツがあるっていう点。


資料によれば、
O型=狩猟民族型(狩猟採集民族がルーツ。紀元前4万~3万年前ごろに誕生)
胃酸、肉類の消化酵素を多く持つが、穀類や乳製品の分解は苦手。


A型=農耕民族型(農耕民族がルーツ。紀元前2万5千~1万5千年ごろに誕生)
植物から栄養を吸収する能力が高く、穀類を分解する消化酵素が多い。
肉類や乳製品の分解が苦手。


B型=遊牧民族型(遊牧民がルーツ。紀元前1万5千~1万年ごろに誕生)
さまざまな食材を消化できる。乳製品と相性良し、肉類の分解も上手。


AB型=現代的MIX型(AとBにルーツ、ごく新しい血液型で約1200~1000年前に誕生)
胃酸は少ないが、肉類の消化酵素はあり。植物、乳製品もOK。


B型が遊牧民族型ね、なーるほど。と、知り合い数人をイメージして納得。
AB型だけ突出して新しいニュータイプなんだ。
ふむふむ。



ちなみに、それぞれの詳しい血液型別食事方法は、
医師や専門家の本が多数出ているそうですので、
さらに興味を持った人は探してみて下さい。


この会でも、質疑応答の時間に「B型のNG食材は?」など具体的な質問が出て、
やはりみなさん気になる様子。


鶏肉は控え目に、とか白ワインよりは赤ワイン、なんて言われると、
「じゃあ焼き鳥屋で冷えた白はNGなの?」とすぐに思っちゃう。
だからここでは詳細は書きません。
私のブログで今晩のみなさんの晩酌計画を惑わせてしまったら申し訳ないので。


会の最後は「食事はなんといってもバランスが大切
という言葉で締めくくられていました。


そりゃそうです。


……。


ちなみにこのプレスランチは、
ジャパン・レストラン・ウィーク2012実行委員会によるもの。


多くの人に外食の楽しさを伝えるという目的のもと、
外食文化の活性化を目指して開催される
ジャパン・レストラン・ウィーク2012
8/17~9/2までの17日間、
東京・大阪をはじめ各地のレストラン240店舗が参加し、
さまざまな食企画が店舗ごとに開かれるそう。
くわしくはこちら


ちなみにAB型の人は、ドカ食いNGだそうです。
資料にそう書いてありました。
胃酸が少ないからというのが理由だそうですが、
ほかの血液型にはそんなくだけた表記がなかったので、
やけに気になりました。


ドカ食い、注意しなきゃ。

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