国産レモンは宮崎産を使いました |
まだ夏の暑さの名残りを感じる日の
お昼から開催しました。
お越しいただいたみなさま、
ありがとうございました。
最初にお出ししたのは、
ポートワインの白をトニックで割り、
たっぷりのミントとレモン果汁を加えた
爽やかなポートニック。
蒸し暑い日だったので、
みなさんゴクゴクと爽快な飲みっぷり!
飲みっぷりがいいって、
見ていて気持ちいいものです。
そう、今回のお客様は
偶然ですが見事にみーんな飲む人!
つられて私も、
どんどん飲みながら料理を作っておりました。
輸入元は、オーガニックワインに強い 岸本(ワインポルトガル館) |
ポートニックに続いては、
しっかり冷えた
ヴィーニョヴェルデの白を。
今回は大阪の岸本が輸入している、
モウラスのエア(写真右)。
オーガニックな造り手のもの。
すっきりとした味わいですが、
香りは華やかさがありコクもある。
そして、
このワインは味わいもさることながら、
ラベルが洒落ていて好きなんです。
蝶のモチーフの部分に注目。
蝶のデザインもかっこいいんです |
なんと、蝶の羽が
立体的に浮かぶ仕掛けです。
もう少し寄ってみると、ほら。
この遊び心!
遊び心大好き。
ボトルに蝶が止まっているように見えたり、
あるいは、
蝶がボトルから飛び立とうとしているようにも見えたり。
嗜好品であるワインに
ちょっとした造り手のユーモアが加わると、
魅力的この上ない。
休日のひとときが、
このボトル1本で
ぐっと盛りあがります。
もちろん会話も弾みます。
ユーモアってやっぱり大事。
シュワシュワの微発泡ワインは、
軽い前菜にぴったり。
イワシと紫たまねぎのマリネを、
浅草「マニュファクチュア」の
雑穀カンパーニュのスライスにのせました。
写真、ありません。
教室を開いている間は
料理とサービスで手いっぱいで
いつも写真が撮れません。
小さいからパクパクつまめる。まさにおつまみ! |
ヴィーニョヴェルデが1本空かないうちに、
ポルトガルから輸入した
バカリャウ(干しだら)を使った
コロッケを揚げました。
じゃがいも、バカリャウ、卵、
たまねぎ、イタリアンパセリ。
材料は以上。
今回はバカリャウの塩気が強かったので、
調味もほとんどなし。
衣もつけません。
それだけに、
揚げる前のたねの粘度が肝心です。
たらとじゃがいもって、
本当に相性がいいなあと思える。
素朴なコロッケです。
私は後ほど冷めたものを
ワインといただきましたが、
冷めてもいけるのがこのコロッケのいいところ。
ポルトガルではむしろ、
冷めてからサーブされることが多いです。
豚バラの代わりに、腸詰でもOK。 肉と貝の組み合わせが、旨みに厚みをもたせてくれます |
ポルトガルの南部では定番の
あさりと肉類の組み合わせ。
カルネ・ド・ポルコ・ア・アレンテジャーナ(豚とあさりのアレンテージョ風)などはもちろん、
南部の鍋料理・カタプラーナでも
よく見かけます。
トマトベースのあさりと豚の鍋は
締めのごはんをプラスすることもあり、
それを再現しました。
ごはんにはトマト、あさり、豚肉の旨みが
入って、それはジューシーです。
ポルトガルで使われる米は長粒米なので
米を加えてもさらっとした仕上がりになるのですが、
日本の米で作ると米自体の水分が多いので
スープの多いごはんはもったりになりがち。
なので、2~3割程度押し麦を加えます。
そうすれば、パラッと食べやすくなります。
デザートは天国のクリーム。
いやーそれにしても、
本当によく笑った会でした。
ゲストのみなさま、
あらためて、
楽しい時間をありがとうございました!
10月は、
10日(土)と16日(金)の予定です。
どちらもお昼の12時ごろから。
ご興味のある方はこちらまでどうぞ。
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