2014/01/06

刺激を受けて、もっともっと学ぶ

このブログを読んでくださっているみなさん、
あけましておめでとうございます。

心境の変化でここ数年年賀状をお休みしているのですが、
やはりいただくと書かなかったことを悔やむのが年賀状。
代わりにお返事をゆっくり出しながら、
来年はどうしようかと迷う正月休みでした。

今年は1週間以上の休みがとれたので、
温泉地で露天風呂に浸かってボーっとしたり、
友達と集まって、ずーっとしゃべりながら飲んだり。
今年は休み中は意識してPCを覗かなかったので、
かなりリフレッシュできました。
なんとなくPCを覗いてしまう時間を減らせば、もっと本が読める!
当たり前のことを思い出した正月でもありました。 

ちなみに正月に読んだもので一番印象的だったのは、
村上春樹が選んで訳した
世界のラヴ・ストーリーを集めた短編集『恋しくて』(中央公論新社)。
昨年ノーベル文学賞を受賞したアリス・マンローの短編が入っていたので、
読んでみたかったのです。
結果的に新しい作家にたくさん出会えて、
とってもお買い得な1冊でした。
中でもローレン・グロフという作家の短編が、
「短編なのに大河ドラマを思わせるような壮大な歴史小説仕立てになっていて」
(by村上春樹コメント)印象的でした。
最後の1行を読み終わってしばらくは、
他の小説を読めないほどの、
深い余韻に浸ることができました。

やっぱり、小説っていい。
何がって、読後感が何物にも代えがたい。
TVドラマとも映画とも違う、
自分の頭の中と心の奥に広がった繊細な感動を、
好きなだけ反芻できる。
このところ新書系や資料用の本ばかり読んでいたので、
ページを繰るたびに心がグイグイ揺さぶられる小説特有の感覚を
久しぶりに味わえました。


さて、今日からペースを戻さないと。
でも、いきなりエンジン全開は難しそうだなあ、
というより、いきなりエンジン全開したくなーい。
これって明らかに休みボケの典型ですね。
早歩きから小走りを経て、
段々と通常速度へと上げて行こうと思います。

今年はいくつか決まっている仕事がありますが、
心待ちにしているのが自著の文庫化。
6年経っての文庫化なので、加筆する予定です。
内容を固めたら、
追加取材をしていこうと思います。

3月1日(土)には、紀尾井町のCOOK COOP BOOKさんで
ポルトガル料理とワインのイベントも開催予定。
どんな内容にしようか、こちらもあれこれ模索中です。
正式なイベント告知はもう少し先ですが、
興味のある方は私までご連絡ください。


今年はもっともっと学んで、動いて、
いろんな刺激を受けていこう。
本も読んで、ライブにも行きたいなあ。
そういえば、自分自身もずいぶん歌っていないから、
久しぶりにライブで歌いたいなあ。

と、希望や妄想が膨らむ年明けですが、
今年も地道に楽しみつつ、ゆっくり力いっぱい進んで参ります!

どうぞよろしくお願いします。


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