「ポルトガルポテサラ」は出来たてもいいけれど、 ソースが馴染んだ翌日もまたおつです |
子どもの頃は、週末の朝の食卓には必ずアジの干物と大根おろしがセットで並んでいたので、干物は朝ご飯のおかず、というイメージがしばらくありました。
でも、大人になってお酒を飲みだしたら、干物っていいおつまみにもなるってことに気がつきました。しかも、酒の肴だから塩気が強いとかえって好都合。
さっと焼くだけで完成されたおいしいおかずにも酒の肴にもなる。とくに夏は塩気の強いものが食べたくなるから、干物大歓迎。そんなわけで、夏場はたいてい、何かしら干物を冷凍庫に常備しています。
ある日。アジの干物を食べていたら、ふと、ポルトガルで食べた魚料理のイメージが重なって、アジの干物を使ったポテサラを作ってみようと思いました。「ポルトガル風ポテサラ」ですね。
もちろんポルトガルにはこんなポテサラメニューはありません。お店で頼んでも「?」って言われます。
典型的な庶民の食堂で食べる、 大きめのあじのグリル。これで1人前です。 |
焼き魚の付け合わせはたいていゆでたじゃがいも。そして、刻んだイタリアンパセリや玉ねぎが入った緑のソース(molho verde)が添えられています。
その焼き魚の身をほぐして、じゃがいもといっしょに緑のソースを絡めて食べれば、お口の中でポテサラ完成、というわけ。
そのバランスを再現したのが上の写真の「ポルトガルポテサラ」。ゆでたじゃがいもとほぐしたアジを、緑のソースで和えて完成です。
夏に出回るアレをたくさん使って、ピリッと味を引き締めています。
アレってなんだろなあ、と気になった方、
0 件のコメント:
コメントを投稿