昨日は藤沢市にお声がけいただき、24名の方々と料理教室を開催しました。
藤沢市は、この夏ポルトガルのパラアスリートをお迎えするホストタウン。
料理教室は、その準備の一環でもあるそう。
参加されたのは、普段から地元で民生委員として200人分の食事を作っていらっしゃるという凄腕の方々。みなさん手際が非常に良くて、あっという間に役割分担がなされ、惚れ惚れするような素晴らしいチームワークでした。
作ったのは豚とあさりのアレンテージョ風、カルド・ヴェルデ、タコご飯の3品。
1時間半で作る予定でしたが、もっと早く仕上がった方々もいらっしゃいました。
初めて作る料理とは思えない仕上がりばかり。
普段から料理を作り慣れている人は、
想像力と判断力が磨かれているということですね。
きっとあっという間に夏がきます。
2020オリンピックもパラリンピックも、
競技者を中心に、喜びや感動を感じられる機会がたくさんありますように。
そしてここ藤沢でも、料理を介してたくさんのいい出会いがありますように!!
参加された方々の料理の写真は、以下インスタグラムの中に入っています。
写真右に出る白い三角をクリックしてご覧ください。
あらためて機会を下さった藤沢市の方々、
ご参加くださったみなさま、
ありがとうございました!
料理は楽し!
1月のポルトガル食堂は
1月25日(土)13:10-15:30
気軽に色々なワインを試せるタスキーニャ(居酒屋)スタイル。
緑のワイン・ヴィーニョヴェルデから白、赤、ポート、マデイラ、モスカテルなど。
料理は温まるメニューを中心に。
まずは寒い時期に好評な鴨ごはん「アローシュ・デ・パト」。
ラードで揚げた鴨肉を香味野菜や赤ワインと一緒に煮て鴨肉をほぐし、
そのスープでごはんを炊いて、
ほぐした鴨肉と重ねながらキャセロールでぱりっと焼くごちそうごはん。
たくさん作って大勢でいただくのにぴったりのメニューです。
自分では作らないけど食べてみたいという方は、この機会にぜひ。
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説明を追加 |
バカリャウとにんじんの軽やかなグラタンもご用意予定。
細かく削って炒めたにんじんのほの甘さが、バカリャウの塩気といい塩梅です。
軽やかな食感の秘密は、牛乳で柔らかくして加えるパン。
ふんわり軽い仕上がりがくせになります。
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Bacalhau espiritual |
ほかにも、旬の素材を使って、お酒のすすむ料理をご用意。
1月25日(土)13:10-15:30
お申込み、お問い合わせはこちらまでどうぞ。
お待ちしております。
2020最初の仕事紹介は「料理通信」 最新号。
毎年恒例スイーツ大特集「100人のお菓子作り」。
100人を通して2020年代、
次の10年に求められる新しいパティシエ像を占う永久保存版です。
美しい写真や特濃記事を眺めていると、
パティシエたちに食らいつく編集者やライターの執念が、
ページからほわほわと湯気のように立っているように感じます。
あ、熱い!
私は、念願だった高村美裕記ちゃんのポルトガル菓子店
「ドース・イスピーガ」を見開き2pでご紹介。
まだ彼女が青山のファーマーズマーケットで
パステル・デ・ナタを販売していた頃からのご縁もあり、
彼女の菓子をしっかりご紹介できるのはとても嬉しい仕事でした。
熱い気持ちがふつふつしていたあの頃。
四ツ谷の喫茶店で、お互いにこの先やりたいことを話したこと、
ポルトの菓子店で修行した美裕記ちゃんと過ごした日など、
懐かしく思い出しながらの取材でした。
詳しくは、ぜひ本誌をご覧ください!
新年すっかり明けておりますが、
2020年の今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
年末年始はなるべくSNSに触れずに過ごしました。
その代わりに、読みたかった本を読み、
ゆっくり呑み、
適当に散歩し、
温泉に浸かり、
娘や家族といろんな話をする。
普段できそうで実はできていないことをしました。
昭和や平成前半、Before SNS時代に戻る感じ。
それにしても、SNSから離れるとこんなにも本が読めるものか。
10年前の出産から保育園通園時代までの5年間で激減した至福の読書時間は、
せっかく娘が小学校に上がって余裕ができ、
少し時間が確保できるようになったにも関わらず、
今度はスマートフォンのSNSにとって代わられた気がします。
今年はSNSに時間を奪われないよう、意識していこう。
とりあえず、そんなことを考えております。
もしもスマートフォンばかり見ていたら、
「スマホばっかり見てんじゃねーよ!」と、
チコちゃんばりにお声がけ下さい。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。