あっという間に過ぎていきました。
ほんとに早かったなあ、今月。
雑誌の取材や料理本の編集などもしております。
形になりましたらお知らせいたします。
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タスキーニャでは、気になるワインを、 自分のペースで少量ずつ楽しめます。 なかなかない機会です |
さて、11月25日(土)の「ポルトガル食堂」はタスキーニャ、
つまり居酒屋スタイルでの開催でした。
食事のメニューは以下の通り。
寒くなってきたので、フェイジョアーダが登場です。
Petiscos
do dia 本日のおつまみ
1. たことひよこ豆のサラダSalada de polvo
たこが大好きなポルトガル人の定番サラダ
2. 富豊柿とレモンのクミンマリネ
柿を炒ったクミンシードでスパイシーに
3. 新潟天然真鯛の昆布〆と6種のハーブ
昆布のうまみがのった真鯛にレモンと柚子胡椒のソース、さまざまなハーブのサラダをトッピング
4. 白いフェイジョアーダ
豚肉やショリッソ、白いんげん豆などを煮込んだ、北部トランス・オス・モンテス地方のスープ
5. 黒オリーブご飯&サルサヴェルデ
ポルトガル産オリーブを使ったシンプルご飯。緑のピリッと辛いソースをアクセントに
今回特に好評だったのが柿のクミンマリネ。
柿は実は苦手だけどこれならいける、とおっしゃる方が多くて、
そもそも柿って、好き嫌いがはっきり分かれる果物なんだということに
改めて気づきました。
私は固めの若い柿のさくっとした食感や、あっさりした甘さが好き。
汁気がないからサラダ仕立てにもってこいです。
しかもこのマリネは切って軽く和えるだけと本当に簡単。
クミンシードで甘いだけでなく少しスパイシーになるので、
軽めの辛口ワインと相性がいいんです。
フェイジョアーダは、ご飯にかけていただくようにしました。
あっというまに鍋が空っぽになって、とっても気持ち良かった!
寒い時期の煮込みって、湯気の立ち方といい香りの広がりといい、ズルいですよね。
ご用意したワインは全10種。
ヴィーニョヴェルデは白2種、ロゼ1種、
リスボン地方のビオディナミ製法の白、
アレンテージョ地方のオーガニック赤、
そして今回熱烈応援中のダン地方からは、
キンダ・ドス・ロケスの白エンクルザード、
赤トウリガ・ナショナル。
赤は今回1番の人気となりました。
皆さんの感想を拾ってみると、バランスがよくて滑らか、余韻が楽しいし食事にも合う、香りが好き、などなど。
ダン地方は10月の野火でぶどう畑を失ってしまった醸造家も多く、
ぜひダン地方のワインを飲むことで、少しでも現地を応援したいと思っています。
さらにポートはニーポートの白、
マデイラはバーベイトのミディアム・スイート、
モスカテルは、ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカのアランブレ。
こんなにいろいろ少しずつ飲める居酒屋、なかなかないですよ。
ポルトガルワインに興味を持たれた方が集えるフランクな室内イベント、
今後も続けて参ります。
12月16日の「ポルトガル食堂」は通常の着席スタイル。
既に満席いただいております。
そして来年2018年は1月20日(土)の「ポルトガル食堂」は、
タスキーニャスタイルにいたします。
ポルトガルの北・ミーニョ地方で
ビオディナミ製法のワインを造るヴァスコ・クロフトさんの、
ターリャ(アンフォラ・紀元前からワインを熟成させるのに使用した陶器製の壺)で仕込んだワインの赤をお出しします。
これ、今年はインポーターさんの判断で日本に赤白各12本しか入っていないので、
とっても珍しい機会になると思います。
ご興味のある方はぜひ!
お申し込みはこちらまでどうぞ。
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