文字組の表紙、むずかしいんですよね。 ほどよくイラストや写真も組まれ、バランス見事! |
「愛のある日本酒がほしい」というタイトルは、dancyu編集部きってのあの日本酒番長Kさんの、魂の叫びのように感じました。熱い!
面白くて何度も読んだのが、巻頭の「日本酒を相撲にたとえたら」という特集。
力士達の個性を日本酒の個性と重ね合わせ、酒の味わいの表現を、力士のイメージや技の繰り出し方などの相撲縛りにして、それがまた一層日本酒をおいしそうに感じさせました。日本酒愛と相撲愛の濁流にのみ込まれて、6ページなのに10ページ以上あるような濃さ。本当に楽しく読めました。
私も、日本酒勉強中ですが、担当したページは燗酒と洋な料理のペアリング。ペアリングの得意な代々木上原「アトリエフジタ」さんで、燗酒とフレンチ・ノルディックなフジタさんの料理との組み合わせをご紹介。フレンチノルディックとは言っても、柱となる食材は、瀬戸内の魚など故郷の食材。
日本酒は洋の料理にも合うんだよね、というところをさらに踏み込み、お燗で旨味や酸を立たせたお燗酒と料理の相性に特化しています。海外でも注目度が高い燗酒、日本ではこんな風にも合わせるよ、ということを、海外の日本酒ファンに伝えるようなイメージも、私の中にはありました。
たとえば、グラタンのチーズなどが燗酒の乳酸系の旨味と合うなんて、食べてみるとなるほど!なんです。日本人が先に抑えておきたいガストロノミックな喜びです。食べてみたい方は、アトリエフジタで実際に体験できます。
日本酒は洋の料理にも合うんだよね、というところをさらに踏み込み、お燗で旨味や酸を立たせたお燗酒と料理の相性に特化しています。海外でも注目度が高い燗酒、日本ではこんな風にも合わせるよ、ということを、海外の日本酒ファンに伝えるようなイメージも、私の中にはありました。
たとえば、グラタンのチーズなどが燗酒の乳酸系の旨味と合うなんて、食べてみるとなるほど!なんです。日本人が先に抑えておきたいガストロノミックな喜びです。食べてみたい方は、アトリエフジタで実際に体験できます。
いつもお会いするとマデイラワインのことを 教えてくださる、私のマデイラ先生 |
読み応えばっちり、編集部の愛がパンパンで弾け飛び散っている、永久保存版的1冊。
ちなみに巻末の名物連載・或るバーテンダーには、大塚のマデイラワインバー「レアンドロ」の我らがアニキ、鈴木さんが載っていることも嬉しい偶然。
レアンドロというお店は、マデイラワインを全身で愛する鈴木さんそのもの。マデイラワインの品揃えは世界一で、ギネスブックにも認定されています。
今年10周年を迎えるレアンドロ。しかも鈴木さん、昨年ポルトガル本国よりマデイラワイン騎士団にも任命されたという筋金入り。栄誉ある帽子とマントを身にまとい、いつもの笑顔が弾けている写真が良かったですよ、鈴木さん。近々、飲みに行きます!
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