2017/01/23

1月21日の「ポルトガル食堂」は、コジード・ア・ポルトゲーザで温まりました

1人じゃできない飲み比べが楽しい
1月21日土曜日の昼下がりから開催した「ポルトガル食堂」は、新潟や山梨など遠方から来てくださった方を含め、総勢10名様のゲストにご参加いただきました。半数近くが男性でしたので、ごはんの量も少し多めに準備。

前回同様、今回もポルトガルのヴィーニョヴェルデ協会の協賛をいただいたので、ヴィーニョヴェルデのミニセミナーと試飲会も兼ねたスタンディングのTASQUINHA(タスキーニャ)スタイルでした。
2回目のセミナー、前回よりはお話もできましたが、やはり緊張します。セミナーが終わったらほっとして、思わず手元のヴィーニョヴェルデをぐっと飲み干しました。

今回のワインはヴィーニョヴェルデの白5種と赤1種、そのほかにもミーニョ地方の滑らかな赤、豊潤なマデイラワイン、さくらんぼリキュールのジンジーニャなど、全部で9種のワインを味わっていただきました。
以下が今回のラインナップです。


1. カヴェス・カンペロ/ヴィーニョヴェルデ白 微発泡1600
軽やかで心地よい微発泡とすっきりした酸味、レモンやライムなど柑橘系の爽やかな香りが広がります。
★2.キンタ・ダ・ラーザ /ヴィーニョヴェルデ白 微発泡2160
麦わら色に柑橘の香り、心地よい酸、きめ細やかな泡。土着品種3種をブレンドし、ふくらみのある旨味を感じる。グリル系の肉料理はもちろん、とくに魚介とよく合う。
★3.アデガ・デ・モンサオン エスコーリャ/ヴィーニョヴェルデ白 微発泡1080
口当たりのよい微発泡に丸みのある酸。高貴品種アルヴァリーニョが主体。現地では定番銘柄の一つ。
★4.ソアリェイロ/白 ヴィーニョヴェルデ2500
高貴品種アルヴァリーニョ100%のモダンヴェルデで最高峰の1本。シトラス系の爽やかな香り、豊潤で凝縮したミネラル感と長い余韻は、ワインだけでも楽しめる。
★5.テラス・デ・フェルゲイラ/ヴィーニョヴェルデ 
パークリング2160クリーミーで滑らかな泡はパーティ向き。シュール・リー方式ならではのまろやかさ。
6.タパ・ダ・モンジェス ヴィニャオン/ヴィーニョヴェルデ赤 微発泡2160
土着品種ヴィニャオン主体で果実味たっぷり、ぶどうの香りと旨味がしっかりした、大変珍しい微発泡の赤ヴェルデ。程よいタンニンで、意外に飲みやすい。
7.ヴァルジア・ド・ミーニョ レゼルバ2011/赤 2160力強さとエレガントさを感じる、ミーニョ地方のなめらかな赤。トゥリガ・ナシオナル100%で香り豊か。
8.ヴィニョス・バーベイト ミディアムスイート ミディアムリッチ/マデイラ 酒精強化ワイン3500
上品な甘さと豊潤な香り。3ヶ月間エストゥファ方式(加温熟成)で熟成中に熱を与える醸造方法は、世界で唯一無二。3年間の樽熟で複雑な旨味も持つ。
9.ジンジャ・デ・オビドス/さくらんぼのリキュール 2160 チョコレートカップに注ぐスタイルが人気。


毎回お配りするメニューカードとワインのリスト
料理は、ヴィーニョヴェルデを意識したおつまみを中心に6品。
和食とのコンビネーションも楽しんでいただきたく、柚子胡椒をアクセントに忍ばせた真鯛の昆布〆サラダなども。

1サラダ・ド・ポルヴォ/天草産たこのサラダ
2.ザラガトーア/鰯と紫玉ねぎマリネのカナッペ
3.オーヴォシュ・ヴェルデシュ/緑の卵
4.真鯛の昆布〆with和ハーブのサラダ
5.コジード・ア・ポルトゥゲーザ/ポルトガル式肉と野菜の煮込み
6. コジードスープの炊き込みご飯







コジードの1ステップ、肉を煮る鍋の中の様子

メインには、寒い真冬にぴったりの、ポルトガルを代表する煮込み料理「コジード・ア・ポルトゲーザ」を。

豚、鶏などの肉、ポルトガルのスモークハムサルピカオンやスパイシーな腸詰のショリッソを煮て肉のだしを取り、肉を引き上げたところにじゃがいも、キャベツ、にんじんなどの野菜を入れて煮込み、さらにはその旨味たっぷりのスープでご飯を炊く、というものです。

今回このコジードが大変好評だったので、来月2月25日(土)の「ポルトガル食堂」でもお出ししようと思います。8名様までは着席、それ以上のお申し込みをいただきましたら、立食のタスキーニャに変更予定です。

ご興味のある方、参加ご希望の方はこちらまでどうぞ!

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