works

my book



「ムイト・ボン!ポルトガルを食べる旅」(産業編集センター)
日本旅行作家協会 旅の良書2020選定
魅かれ続けているポルトガル。今回は、北は素朴な生活が続く内陸のトラズ・オズ・モンテスから、南端は美しい海岸が人気のアルガルヴェ、旅人が吸い寄せられるヨーロッパの最西南端サグレス岬、さらに、本島から1000キロ離れたマデイラ島までを駆け巡りました。もちろん、都市部のポルトやリスボンも、今の様子を切り取っています。各地域で愛されている食の在り方を、出会った人や景色と共に綴り、写真もたっぷり盛り込んで。10年前、初めて参加した友人家族の復活祭の宴に、今回娘と10年ぶりに参加したり。巻末には、ポルトガルの料理やお菓子、ワインを味わえる日本のお店や、購入出来るサイトなど最新情報もご紹介。




「ポルトガルのごはんとおつまみ」(大和書房)
初めて食べても、どこか懐かしさを感じると言われるポルトガル料理。たらとじゃがいものピポグラタン、いんげんのポルトガル天ぷら、ソーセージと菜の花の炊き込みご飯、豚とあさりのアレンテージョ風など、簡単だけど珍しく、人が集まるパーティなどでも喜ばれそうな料理を、魚介、肉、米、野菜をふんだんに使ってご紹介しています。料理初心者でもなるべく失敗しないよう、料理の進み具合を写真で追いながら詳しく紹介。また、各料理に添えたエッセイで、料理の背景にあるエピソードなども楽しんでいただければ。




「ようこそポルトガル食堂へ」(幻冬舎文庫)
2008年出版の本に、さらにポルトガルワインを巡る最新の旅を大幅に加筆した文庫版。
 世界で唯一の“緑のワイン”と呼ばれるヴィーニョヴェルデをひたすら飲むために、ポルトガル最北部・ミーニョ地方のワイナリーを、ワインの師匠・カルロスとともに旅しました。コラムには、ヴィーニョヴェルデなどのポルトガルワインを購入できるウェブショップの紹介や、この数年で増えてきた、東京・大阪の最新おすすめポルトガル料理店なども紹介。旅をしなくてもこの本でポルトガルが味わえます。






「ようこそポルトガル食堂へ」(産業編集センター)
ポルトガルの食文化の面白さにひたすら驚き、北のミーニョから南のアレンテージョまで、バスを乗り継ぎ、歩き回り、カメラ片手に知人の家庭や町の食堂、レストランの厨房などを訪ね歩き、料理、ワイン、チーズ、お菓子のことや人との出会い、街や建物などについて記した食旅エッセイ。料理や街、人など、出会った時間を切り取った旅の写真もできる限り掲載しました。
 ポルトガルは肉はもちろん魚介類もよく食べ、米の消費量はヨーロッパNo.1。パンや天ぷらなど、日本の食にも大きな影響を及ぼしている歴史的な関わりもあり、そんな部分がまた、ポルトガルの食文化の魅力でもあります。







books(抜粋)


「僕がワイナリーをつくった理由」落希一郎著(ダイヤモンド社)
新潟の荒れ地に移り住み、まったくのいちから15年近くかけて一大ワイナリー「カーブドッチ」を作った落希一郎さんによるワイナリー創業期。大量生産、大量消費とはまるで反対の、一定数の「ファン」だけを相手にした美しいワイナリーはどうやってつくられたのか?   食、農業、地域、ビジネスなど、さまざまなテーマで考えさせられます。最終章のメッセージは、仕事や生き方に迷いを持つビジネスマンに響くもの(執筆協力)。カーブドッチHPはhttp://www.docci.com/




「陰山英男の英語学習 再入門」陰山英男著(ダイヤモンド社)
100ます計算で有名な陰山英男先生が50歳で始めた英会話レッスンに密着。日常会話にも自信を持てないレベルから、わずか1年半後には国際会議で英語のスピーチをするまでに。効率の良い学習方法で学べば、こんなにも早く結果に現れるのかという事実を目の当たりにし衝撃的でした。自分が実際に必要なフレーズだけを徹底暗記・暗唱するという姿勢は、ご本人の「陰山メソッド」の基本そのもの。じゃあ実際どんなレッスンをしていたのか、という気になる部分がこの1冊に。忙しい大人のための英語学習法です(執筆協力)。



magazines
(2012年4月以降の雑誌の仕事内容は、ブログにアップしていきます。)

2012
「LEE4月号」
「別冊付録 基本のお弁当BOOK」
36ページにお弁当のコツがたっぷり。料理研究家の藤井恵さん、飛田和緒さん、小林まさみさん、中川たまさんの4名に 、家族への定番弁当、夫や息子への男子弁当、小さな子供も完食弁当、みんなでお出かけ弁当など、シーンに向いた簡単で楽しいお弁当をうかがいました。





「LEE3月号」
「絶品!鶏のから揚げレシピ」
ファッション系女性誌に珍しい、全12ページから揚げ尽くし企画。から揚げ協会会長のお気に入りレシピから、人気専門店のレシピ、料理研究家のから揚げ定食レシピ、余ったから揚げのリメイクレシピまで、から揚げ好きにはたまらないメニューがたっぷり。




「和楽3月号」
人間国宝インタビュー企画 義太夫節浄瑠璃竹本駒之助さん
女流義太夫とは、人形浄瑠璃から人形をはずした、語りの義太夫と音を奏でる太棹三味線の2者だけで物語を伝える芸人。女流義太夫になられて63年、現在も第一線で活躍されている竹本駒之助さんは、女性で唯一の義太夫節浄瑠璃の人間国宝。芸人としてはもちろん、いち家庭の主婦であり母でもあった駒之助さんの生き様は、逞しくて真っ直ぐ。芸への情熱と女性としての信念が貫かれています。




「LEE2月号」
「料理研究家5人のリセットごはん」
人気料理研究家5人の体重や体調を整えるメニューを紹介。渡辺有子さん、野口真紀さん、平野由希子さん、星谷菜々さん、坂田亜希子さんの、体が整う簡単とっておきメニューです。






「料理王国1月号」日本酒特集
シェフ討論会「白鶴酒造の新・日本酒プロジェクト」
時代に、料理に合う日本酒とは? 「割烹 喜作」森義明さん、「食幹」佐藤幹さん、「パッソ・ア・パッソ」有馬邦明さん、「ランベリー」岸本直人さん、「麻布長江」田村亮介さんら各料理人の観点から新しい日本酒像を討論。ロブ・マイヤーのグラスに移した純米酒からココナッツの香りを感じたのには全員が興奮。ワインのように、グラスを変えるだけでも楽しみ方が変わるというわけ。会で盛んに提案された“発泡する日本酒”にも期待。



「Numero1・2月合併号」
「食通の行きつけレストラン50」
年末年始、何かと多くなる外食シチュエーションに役立つお店データ一覧。しっとりデート、海外からのお客の接待、仲間とのパーティーや1人で深夜飲み、肉がっつりのビストロ、女子受け最高のバル・トラットリアなど、さまざまなシーンで頼りになるお店をデータ化。「スマイルズ」代表・遠山正道さん、フラワーデザイナー・花千代さんなどの食に敏感な人達へのアンケートをまとめたもの。





2011
「料理王国12月号」スイーツ特集 
「リーディングパティシエ&ショコラティエが語る 時代を創り続けるための6つの条件」
多くの人に愛される菓子を、生み出し続けていくためのヒントは? 「テオブロマ」土屋公二さん、「パティスリー タダシヤナギ」柳正司さん、「エス コヤマ」小山進さんの3方に、フランス菓子・料理研究家の大森由紀子さんがインタビュー。「他人との勝負ではない、職人は毎日が自分との勝負」という柳シェフの言葉には、みなさん深くうなずかれていました。一線で勝負し続ける方のお話は、いつもいつも学ぶことばかり。



「料理王国11月号」魚特集
「ファンタスティック!魚料理∞アンリミテッド」
4名のシェフにお願いしたのは、魚料理らしくない魚料理。素材として魚をどんなふうに捉え、その魅力をどう表すのかを知ろうとする企画。完成した料理は、意外な外見だが味わうと魚をしっかりと感じるものばかり。「ヤマダチカラ」山田チカラさん、「レフェルヴェソンス」生江史伸さん、「チッタアルタ」茂呂岳夫さん、「レストランテ アコルドゥ」川島宙さんそれぞれの世界観と、個々のアーティスティックな面に大いに触れました。



「料理王国10月号」中国料理特集
「飛躍する中国料理人たち」
今後の中国料理界で注目したい4人の料理人にフォーカス。特にインパクトがあったのは大森にある「中国料理 くろさわ 東京菜」の黒澤篤也さん。中国料理だけでなくイタリアンでのキャリアもある黒澤さんの料理は、盛り付けや素材の扱いに意外さがありつつ、素材のおいしさが一番印象に残るというもの。コースを食べ、中国料理の印象がちょっと変化。オリジナリティという言葉を非常に強く感じる方でした。



「料理王国9月号」鶏特集
「今、のりにのってる! 焼き鳥屋10選」
ずばり、編集部お勧めの焼き鳥店を紹介する企画。焼き鳥、食べまくりました…。東京、大阪、名古屋から、味・居心地・酒が揃った店で、かつ比較的新しい店を厳選。ざっと50種以上はある国産地鶏の中なら、どの鶏のどの部分をどう使うか。基本の正肉はもちろん、内臓系の調理のコツやタレの工夫、炭の選び方、焼き方など各店のこだわりは非常に繊細。人気店のご主人方には、周到な準備とあくなき探究心が共通していました。




「料理王国8月号」日本料理特集
「今、和食の職人の世界で働くということ。」
和食ならではの職人の世界で修行している若手の様子を取材。同時に各親方からは職人としての心構えのお話も。寿司は四ツ谷「すし匠」、天ぷらは銀座「てんぷら近藤」、おでんは浅草「お多福」、鰻は東麻布「五代目野田岩」を訪ねました。おでんのはじまりは味噌田楽から、天ぷらは屋台の立ち食いからetc.、そのジャンルの成り立ちを探る小話コラムもあり。




「料理王国7月号」水特集
「水と塩が決め手の夏レシピ」
料理、菓子、酒のジャンルから、海洋深層水とミネラル豊富な塩を使って夏向きのレシピを提案いただく企画。「カノビアーノ」植竹隆政さん、「ロイズ東京Bar&Grill」ロイ山口さん、「食幹」佐藤幹さん、「雅庵」皆川典雅さん、「ロックフィッシュ」間口一就さんに、スぺシャリテと水や塩についての考えを伺いました。




「料理王国6月号」デジタル特集
「デジタルシェフ宣言!」
シェフや店主がデジカメやスマートフォン片手に、ブログやツイッター、フェイスブックなどで最新の情報を発信するのが普通になった昨今。デジタル情報を通じてお客様とつながるってどういうことだろうか?また、グルメブログなどでお客から評価されることについては? 「レフェルヴェソンス」生江史伸さん、「オステリア・ウネット」大胡田達朗さん、「ドライドック」佐藤裕介さんの3方に、実際の経験談を語っていただきました。



「料理王国5月号」シャンパーニュ&スパークリングワイン特集
「ホームパーティーできらめく泡を気軽に楽しむ!」
「アニュ・ルトュルヴェ・ヴー」下野昌平さん、ソムリエでシャンパーニュ・仏チーズ鑑評騎士の野田幹子さん、フランス料理・菓子研究家の大森由紀子さん、フラワーデザイナーの花千代さんの4名が、銘々お気に入りのシャンパーニュとスパークリング、おすすめのおつまみを手土産に熱くてマニアックな〝泡〟トークを展開。




「料理王国3月号」エビ、カニ、貝料理特集
「やっぱ貝焼きっしょ!」
築地本願寺裏手にある、マニアな雰囲気の貝焼き専門店「築地 和光」を取材。原価率5割を超えるという自称〝飲める流通業〟のお店には、選りすぐりの貝と、よく合う酒が和洋揃っていました。店主の丹波徳太郎さんが築地の仲卸で働いていた経験が最大限に生かされ、質の良いものを親切な値段で提供。ざっくりした雰囲気も人気の秘密。




「料理王国2月号」地方食材特集
「ふるさと食材をレストランに!」
生まれ育ったふるさとが誇る食材を使い、シェフの皆さんに腕をふるっていただく企画。「ラール・エ・ラ・マニエール」清水将さんが大分のシイタケとカボス、「アンドセジュール」河井健司さんが高知のアメゴ、「リストランテ山崎」高塚良さんが富山氷見産の寒ブリ、「ラ・ルッチョラ」鈴木浩治さんが滋賀近江牛、「エクイリブリオ」小笠原圭介さんが名古屋コーチンを使い、食材のおいしさを引きだした料理とふるさとの味の思い出話を披露。



「料理王国1月号」バル特集
「食べたい! 作りたい! 東京タパスレシピ」
東京ならではのタパス(つまみ)は食材も発想も自由自在。日本人の舌に合わせた独自のレシピを家庭でも作れるレシピにリメイクし、「アサドール・エルブエイ」野堀貴則さん、「イタリアンバルUOKIN」植田武さん、「紫玉蘭」愈文俊さん、「オステリア・ルスティカ・ドムス」三浦仁さんの4方それぞれに伺いました。 簡単な前菜系からメイン、ご飯ものまで、タパスという名のもとにいろいろ紹介。




2010年以前

「料理王国」「LEE」「ESSE」「Seven Seas」「スイーツ王国」(休刊)ほかで編集・執筆。