2020/06/29

白身魚の昆布〆カルパッチョ実山椒オイル

先週末更新のcakes連載では、
実山椒オイルを使った白身魚の昆布〆カルパッチョをご紹介。

刺身の昆布〆は、
魚のイノシン酸と昆布のグルタミン酸が組み合わさったうまみのかたまり。
オイル漬けにした実山椒を散らせば、オイルからも爽やかな香りが立ちます。
レモンなど柑橘の酸味を合わせて、
きりりと酸が立った白ワインを呼ぶ魚の一皿に。
というか、これを知ってしまったら、普通の刺身じゃ物足りなくなる!
合わせたのは、ムシムシするこの時季におすすめの、
酸がしっかりの微発泡ヴィーニョヴェルデの白。
「ツインヴァインズ ヴィーニョ・ヴェルデ」

この夏のcakesは、ヴィーニョヴェルデに合う料理がテーマ。
ジャンルは問わず、気軽に家で作れるものを考えています。






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cakes 連載「ポルトガル食堂」更新しました。 うま味がぎゅっと詰まった昆布〆に、実山椒オイルのきりりとした組み合わせ。「白身魚の昆布〆カルパッチョ実山椒オイル」 https://cakes.mu/posts/30602 刺身の昆布〆は、魚のイノシン酸と昆布のグルタミン酸が組み合わさったうまみのかたまり。オイル漬けにした実山椒を散らせば、オイルからも爽やかな香りが立ちます。レモンなど柑橘の酸味を合わせて、きりりと酸が立った白ワインを呼ぶ魚の一皿に。というか、これを知ってしまったら、普通の刺身じゃ物足りなくなる! 合わせたのは、ムシムシするこの時季におすすめの、酸がしっかりの微発泡ヴィーニョヴェルデの白。 「ツインヴァインズ ヴィーニョ・ヴェルデ」扱いは木下インターナショナル。 家の食事で季節を感じよう! #ポルトガル食堂#tasquinhadeportugal #vinhoverde #ヴィーニョヴェルデ #富山 #昆布締め
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2020/06/23

ポルトガル食堂7月から再開します

長い自粛期間がゆっくりとあけています。
現在も日本は感染者はゼロではありませんし、
この先もどう変わっていくかは誰にも分からない。
でも、手洗いやソーシャルディスタンシング等を心がけて行くことで、
少しずつ、人が集う楽しさを取り戻していきたい。
ということで、7月から人数を絞りつつ、
小さく徐々に再開したいと思います。

間隔を取り、最大6名様で開催します

ポルトガル料理とワインを楽しむ料理教室
「ポルトガル食堂」7月の予定をご案内します。
7月18日(土)12:10⁻14:30 6名様
7月25日(土)12:10-14:30 6名様
前菜からデザートまでゆっくり楽しんでいただく、6名様までの着席形式です。
■予定メニュー
イカグリルのサルサヴェルデソース(またはあさりのブリャオン・パト風)
骨付きチキンピリピリ
タコごはん
ポルトガルプリン
コーヒー
■グラスワイン
ヴィーニョヴェルデ白、赤各種、マデイラワイン、ポートワインなど
ワインは料理に合うものをご用意いたします。
■会費
6000yen(税込み)
■お申込み はこちら


また、通常の会とは別に、以前から温めていた企画があります。
未就学児を連れたお母さんお父さん限定の、子連れオンリーの会の開催です。
お母さんと子ども、お父さんと子ども、お父さん+お母さんと子どもたち、
いずれでも参加できる、いわば親の息抜きの会です。
まだ具体的なスタートを決めておりませんが、
このような企画、ぜひ参加してみたいという方はいらっしゃいますでしょうか?
声が集まれば、テスト開催してみたいと考えております。
ぜひ、個別のメールでご意見を頂ければと思います。
では、7月のみなさまとの乾杯を、楽しみにお待ちしております。

ご質問等、お気軽にお寄せください。

2020/06/16

実山椒とイワシのサワーサンド

先週末更新のcakes連載では、
実山椒とオイルサーディン、レモンをきかせたサワーサンドをご紹介。

すぱーんと弾ける辛さと清々しい青い香りが特徴的な実山椒は、

和のスパイスの中でも特に好きなもの。
この時期に仕込んでおくと1年中好きなだけ使えます。

また、6月と言えば、ポルトガルではイワシの季節の始まり。

リスボンのイワシ祭りでは、イワシサンド片手に盛り上がる時期です。
今年は中止と聞きましたが、きっとみんな自宅でじゅーじゅー焼いているのでは。

東京でイワシサンドを作るなら、ぜひ実山椒と合わせて欲しい。

緑のワイン、ヴィーニョ・ヴェルデがそれはよく合います。
今回合わせたのは、ポルトガルで知らない人はいない、ガタオの白。
軽やかな酸と微発砲のしゅわしゅわが飲みやすい、
これからの季節にピッタリのワインです。



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cakes 連載「ポルトガル食堂」更新しました。 「実山椒とイワシのサワーサンド」+実山椒の下拵え方法 https://cakes.mu/posts/30435 @porto_do_porto のオイルサーディンを使ったサンドには、実山椒をプラス。スパーンと弾ける辛さがアクセントになって、緑のワインが進みます。 ポルトガルでは、6月といえばイワシ。首都リスボンでは毎年6月12日夜から13日が聖アントニオ祭、別名イワシ祭。通りには巨大な炭火焼コンロが並び、塩をたっぷりふったイワシをじゅーじゅー焼いてパンに乗せるのがお楽しみです。今年は中止だそうですが、せっかくなのでイワシサンドをご紹介します。 合わせたワインは微発泡ヴィーニョヴェルデの大定番、すっきりした酸が休日の昼飲みに向く「ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ」扱いは木下インターナショナル。 ワインと料理でよい週末を🍷 #ポルトガル食堂#tasquinhadeportugal#オイルサーディン #vinhoverde #ヴィーニョヴェルデ #オイルサーディン#山椒 #山椒の実
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2020/06/11

少しづつ、殻を脱いで。

オンラインやリモートだけの生活から、少しずつ、ゆっくりと殻を脱いでいます。
久しぶりによその街を歩くと、見慣れない人や景色が新鮮。
心も身体もいろんな刺激を受けている。
誰かと話したり一緒に考えたりすることで、心がほぐれていく実感がある。
社会的活動再開のストレッチみたいな感覚です。
人間が社会的なつながりを求める動物だということを、
改めて感じています。

なんだかこの感じ、産休明けで1年ぶりに取材現場に行った時と似ているなあ。
物理的に人とコミュニケーションを取ることで、自分が活性化されていきます。
決して家の中でぼーっとしていたわけではないけれど、
いや、むしろ余裕がなかったぐらいだけど、
でも、家族とだけの環境では得られない心地よい緊張感です。
もちろん、オンラインでもそれは感じられなくはないけれど、
物理的な関わり合いって、やはり非常に意味がある。そう感じます。

それにしても悩ましいのは、2月から休止している「ポルトガル食堂」
食べて、飲んで、何より初めて会う方々同士気軽に会話を楽しむ場なので、
ソーシャルディスタンシング、ちょっと難しいなあ。
開催するなら、マスク付けてというわけにもいかないでしょう。
最初は着席の少人数で、かなあ。
いずれにしろ、再開催はあと少し様子を見て判断したいと思います。
ここまでみなで自粛してきたのに、また広がってしまうのは何としても避けたい。
この数か月間、いろんな犠牲があったことを、忘れてはいけないと思うのです。

先週末は、自宅で3か月振りの撮影でした。
現在、次号料理王国8月号に掲載する「明治初期のマカロニと人」をテーマにコラムを書いているため、そのコラムに添えるあつあつマカロニグラタンを撮っていただきました。
カメラマンは、柴田書店の雑誌や書籍をはじめ、
多くのプロの料理を撮ってきた天方晴子さん。
天方さんとも実に10年振りぐらいの再開で、
いろんなことにしみじみしながら、しかしテキパキと早い撮影でした。

暑い日のマカロニグラタンも、いいもんです。

そして、早く新しい生活のリズムが整っていきますよう!