2015/03/25

天国のクリーム

「ポルトガル食堂」では、
オリジナルはすごく甘い!
食事の最後に
ポルトガルのデザートをお出ししています。

デザートは、

作る側としてはできるだけ簡単に作りたい。
食べる側とすればたっぷりは必要ない。
そしてできれば、
香りでも見た目でも味の組み合わせでもいいので、
印象に残るものがいい。

なんというか、
なごみのためのひとさじなんですよね。
甘いものがあまり好きではない人にも、
喜んでもらいたいし。
かく言う私も、
実は甘いものよりしょっぱいものが好き。
でも、人が集まったときにデザートがあると、
やっぱり楽しい時間が生まれると思います。

最近のデザートは「ナタ・デ・セウ」

訳すと天国のクリーム。
はじめてポルトガルのレストランで食べたとき、
卵黄クリームのコクと白くて軽いクリームの組み合わせや、
素朴な味わいに衝撃を受けて(大袈裟だけど、本当にそう)
思わずお店の人に作り方を聞きました。

簡単でシンプルな味、

しかも名前がいい。
天国のクリーム、だなんて!
それは食べてみたくなります。

ちなみに、もしもポルトガルで食べることがあったら
気をつけてください。
ものすごーーーく甘いです。
上に乗る卵クリームが甘いんですよね。
かわいいビジュアルですが、
パンチを食らったかのような衝撃甘さだったりします!

うちでお出しするものは、
自分がちょうどいいと思えるぐらいまで
この甘さを極力控えています。
でも、ポルトガルのお菓子職人さんが食べたら、
きっと甘さが足りない!
ってことになるんだろうなあ。
甘さを守るのも、
ポルトガル菓子の伝統でもあると言っていたから……。

隠れて、甘さ控え目!

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