2021/04/07

web料理通信 福島県郡山市の色の未来を豊かにする人たち

web料理通信の取材で、2年ほど前から福島県郡山市の農家や飲食店など、食にまつわる方々を取材させていただいています。

これまでも、郡山ブランド野菜作りを牽引する鈴木農場・伊東種苗店代表の鈴木光一さんや、300年以上続く酒蔵仁井田本家蔵元で杜氏の仁井田穏彦さんなど、福島の土地に根ざした食文化を守ろうとしている方々にお話を伺って来ました。
これまでの記事は、2019年12月のこちらや、2020年12月のこちらでご覧になれます。

そして今回は、生産者ではなく小売店と卸の立場で活躍しているしのや代表の篠原祐太郎さん取材し、お話を伺っています。




お忙しい時間を頂いているので、たとえ短い時間でも芯のある話を伺いたい。
どこかで聞いたような話ではない、その方ならではの経験や考え方を聞き取れるように。
でもいざ話を伺い出すと、取材というよりも、人としての生き方を教わっているような気持ちになります。

福島県郡山市で出会った方々は、個々の経験から得た生き方の哲学を持っていました。
震災でとてつもない苦労をしてきたことももちろん伝えるべき事実ではありますが、そこからいかにして、自分の人生の在り方を探り当てて来たかという、その日々のもがきと積み重ねにこそ、学ぶべきものが多い。

今のような先の見えない状況に対しても、郡山の方々は泰然自若として、頭の中をフル回転させながらも、粛々と働き暮らしているように見えました。

そんなことを思いながら取材した記事です。時間がありましたら、ぜひご一読下さい。


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