2017/08/24

メトロミニッツ9月号「料理と教室」取材いただきました。

先日、メトロミニッツさんの取材を受け、
改めて自分の行っている「ポルトガル食堂」を考える、
非常にいい機会になりました。


メトロミニッツ最新号は「料理と教室」
料理そのものを知りつつ、教室で過ごす時間も楽しむという
考え方をふまえたタイトルが、今を捉えていると感じます

編集者であり、ライターである私。

ポルトガルの料理を作ってふるまったり、
誰かと楽しくワインを飲むのも好き。

数年前、ポルトガルの取材旅行から帰っては、

友人知人を呼んで食事会を繰り返していたら、
そのうちポルトガル料理を教えて欲しいと言われることが増え、
それなら自宅で、教室テイストの料理会を開いてみようとはじめたのが
「ポルトガル食堂」。
ちょうど4年前の夏でした。

食を軸に、長く雑誌や書籍の仕事をしているので、

料理家や料理人の取材が非常に多く、
特に店を持つ料理人の、
朝から晩まで仕入れ、仕込み、料理を突き詰めている
全身料理人のような方を取材していると、
自分が趣味の延長のような形で料理教室を開いていることに、
最初はモジモジと照れのようなものも感じていました。

でも、違う違う。そうじゃない。

料理は比較するものじゃない。
私の料理は、家庭で作ることが大前提のポルトガル料理。
現地でたくさんの現場を見たり教わったりしながら、
私なりに体得したもの。
仕入れは近所のお店が基本だし、
どこにでもある食材で再現できることにこそ意味がある。
そう思ったら、何か自分だけの滑走路のようなものが
目の前にスーッと伸びているように感じたのです。

そんなこんなで4年。


今でもお客様に食べていただく料理は緊張しますし、

準備もこなれ感なんてまったくなし。
でも、最初に乾杯して旅や食の話が始まると、だんだんリラックスしてきます。
いらっしゃる方ははじめましてのお客様が9割ですが、
不思議とすぐにいい雰囲気になっていただける。
きっと、趣味嗜好が近い方が集まるからと、
ポルトガルワインのおかげだと思っています。

毎回ワインと料理を楽しみながら様々なご縁が生まれ、

いいお話、面白いお話、びっくりするお話などを伺えたり、
ほんと、思い切ってはじめてよかったなと思っています。

cakesでのワイン&料理の連載も、
今年からタイトルを「ポルトガル食堂」に変えました。
なんだろう、私の架空の店みたいな感じでしょうか。
家庭料理を自由に楽しむ場、なんです。
もちろんポルトガルワインと一緒に。

9月の会は、早くも満席をいただいており、

キャンセル待ちとなっております。

「ポルトガル食堂」今後の予定は、

東京ミッドタウンIDÉE SHOPのカフェ「IDÉE CAFÉ PARC」にて、
出張イベント「あなたと旅するポルトガル」を予定しております。
10月6日(金)18:30~20:30 定員20名様 ¥5000
「秋を感じる、うまみ味たっぷりのポルトガルワイン」
ポルトガルの個性を感じるワイン5~6種のテイスティングと、
おつまみ3~4種のフードプレート付き。
オープンカフェでの着席スタイル、
ポルトガル食文化のショートセミナー付き。
ワインが好きな方には大変お得なイベントですので、
いつもすぐ満席になってしまいます。

お申し込み、お問い合わせはこちらか、

IDÉEショップ☎03-5413-3454までどうぞ。

何も考えずに、ただ楽しみに来てください!

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