2014/07/31

7月26日,猛暑の「ポルトガル食堂」

黄色いバラで夏らしさが盛り上がる!
月に1~2回開催しております、
ポルトガル料理とワインを楽しむ教室
「ポルトガル食堂」。

7月は26日(土)12時より、

自宅にて開催いたしました。

太陽が容赦なく照りつける猛暑の中、

みなさん汗をかきかき
いらっしゃってくださいました。
炎天下を歩くのは大変ですが、
冷たいシュワシュワの
ヴィーニョヴェルデを楽しむには、
実は最高のスタンバイに
なっていたのではないかと思われます。
ひとくち飲んだだけで、
ビールみたいに「カーッ」って
言いたくなっちゃいますからね。









ポルトガルのガスパショは飲む野菜サラダのよう

今回のメニューは

夏にぴったりの定番2品。


・ポルトガル風ガスパショ
 Gaspacho Alentejano

まるごとの冷凍トマトを使うというワザで、

あっという間にできるレシピです。









ピリピリは唐辛子の意

・チキンピリピリ
Frango Assado com Piri-Piri

ビネガーのきいたピリピリソースを鶏に塗って焼くだけ。

BBQなどにも使える簡単な肉料理です。
ワインもビールも進みます。

デザートは、
隠し味にひとひねりある
ポルトガルプリン。
ちょっと大人っぽい風味なんです。





今回はワイン好きの方が多かったー!
このワインのほかに、
デザートにモスカテルを楽しまれた方も
(ご要望があれば、秘蔵ワインもお出ししています)

この日はワインは2本空きました。
猛暑なので、ともにヴィーニョヴェルデの白!

微発泡の爽やかさと、香りの良さが人気の
キンタ・ダ・アヴェレーダ」
ポルトガルでもよく見かける、
みんなに愛されているワイン。

そして、日本で100本も入っていないという、
希少この上ない無発泡のエレガントなヴェルデ。
アルバリーニョ100%の逸品
レグエンゴ・デ・メルガソ」
この1種類だけを作っている、
北のメルガソ村の小さなワイナリーのもの。

とっても対象的な2本だったので、
ヴィーニョヴェルデの幅を知る
楽しい機会になりました。






今回のゲストの皆さんも楽しい方ばかり。

チーズ業界で活躍されている、料理が大好きな男性、
食べながらテーブルフォローまでして下さる、フードコーディネーターの女性、
おいしいものを求めて旅する、くいしんぼ姉妹、
マニアックなポルトガルの旅経験が豊富な女性と、
個性溢れる方々がそれぞれいろんなお話を聞かせて下さって、
実は私が一番楽しかったかも!
と思っております。

そのときどきで話題はさまざまなのですが、
やっぱり盛り上がるのは旅の話、食べものの話。

今回一番盛り上がったトピックは、
参加されたダンディーなKさんが、
朝、息子さんのお弁当を作っているということ!
仕事に行く前にお弁当作るのって大変なのに、
ママをフォローしてパパが作ってる(感涙……)
参加したみんなで大絶賛でした!
料理男子、うちの会ではめちゃモテます。

私もお弁当、誰かに作って欲しいなあー(でも、どこに持っていく?)。

さて、次回「ポルトガル食堂」は
8月23日(土)の開催です。
少し前にキャンセルが出ましたので、
若干名お席があります。

お申し込みはこちらまでどうぞ!


2014/07/28

文庫出版記念・ヴィーニョヴェルデイベント

ゆったり居心地の良いおしゃれカフェを併設している
「COOK COOP BOOK」
先々週末の7月20日(日)、
千代田区紀尾井町にある
「COOK COOP BOOK」にて、
ヴィーニョヴェルデ5種の
テイスティングイベントを開きました。

こちらの空間は、
書店でありながら
カフェとキッチンを併設していて、
作る、食べる、喋るを楽しむイベントが
常に開かれています。









幻冬舎文庫「初夏の旅心満足フェア」
最新刊です

今回は、
7月3日に発売になった自著
「ようこそポルトガル食堂へ」
文庫化出版記念と銘打ち、
実際に書籍の中で巡ったワイナリーの
ヴィーニョヴェルデ5種を
楽しんでいただこう、という内容でした。


ポルトガルで味わった緑のワインを
東京で味わえるのも、
私が毎日いろんなポルトガルワインを
楽しめるのも、
インポーターさんたちの存在のおかげ。










ということで、
緑のワイン、冷えてます!
今回この文庫で巡ったワイナリーの
ワインを輸入販売されている
「メルカードポルトガル」毛利さんと、
「ポルトガルワインの崖の上」佐野さんにも
ゲストトークに参加いただきました。

ポルトガルと商売することの面白さや
ポルトガルのワインや食材に関する
サイドストーリーなどを、
ご自分で撮られた写真などとともに
ざっくばらんにお話しいただき、
会場の皆さんと一緒に
私もすっかり楽しんでおりました。

ポルトガルの食材やワインのみを扱うというのは、
商売としても相当に覚悟がいると思うのですが、
みなさん大変だけど楽しい、と話されていて
今後もぜひ頑張っていただきたい!と、
ポルトガルワインの一ファンである私は
強く願うのでありました。
私は買い続けますからねー。




揚げたてたこ天ぷらをサーブ中

さらに、
この日はポルトガルで味わった料理を
簡単なおつまみにしてご提供。

40人分の仕込みを、
いつも手伝ってくれるNちゃん
(いつもほんとにありがとう!)、
店長のSさん(お世話になりました!)と、
開場ぎりぎりまで準備しておりました。








ガーリックのきいたバゲットスライスをちぎって
「ガスパショ」にインするのがおすすめ

今回のメニューは次の3品
アレンテージョ風ガスパショ 
Gaspacho  Alentejano 
ガスパショ アレンテジャーノ
スペイン料理として有名なガスパチョですが、隣のポルトガルでは「ガスパショ」と呼びます。野菜をざく切りにするのが特徴的。ちぎったパンをたっぷり入れていただきます。

・たこの天ぷら Polvo Frito
ポルトガルでも人気のたこ天ぷら。ワインに合うよう、衣にハーブを仕込みました。


ポルトガル産はちみつ+マスカルポーネチーズ+ぶどうパン
ポルトガルのまろやかなはちみつを、ブドウぎっしりのパンにのせたマスカルポーネにたっぷりかけました。
これ、とくにポルトガルスタイルトいうわけではなく、
私の好きなはちみつの楽しみ方。
ひと口で楽しむ甘いおつまみです。



また、会場には
文庫の表紙になった小池ふみさんの
イラストの原画も展示。

小池さんに私の原稿を読んでいただき、
印象に残った2つの食べもの
ケージョフレシュコ(左・豆腐のような新鮮チーズ)と、
カルドヴェルデ(右・緑のスープ)を
描いていただき、
幻冬舎編集者の杉田さん、
デザイナーの児玉さん、
そして私の3人で、
表紙の絵を決めさせていただきました。





みんなほんとにいい笑顔!おつかれまさ!

原画を実際に見ると、
タッチは温かくて洒落ていて、
ご本人にお会いすると、
これまた、絵が人になったような!
笑顔が魅力的なキュートな方でした。

たくさんの方々にお集まりいただき、
ポルトガルのヴィーニョヴェルデとおつまみを
楽しみ、喋って、笑っての楽しい時間でしたが、
何より幸せを感じたのは、
本を買って下さった方々に実際にお会いでき、
感想を伺えたことでした。

名もない書き手の私の本を
あまたある本の中から見つけていただき、
小さなイベントにまでご参加いただいて
(最も遠方の方は仙台から!)、
本当に本当に、
ご参加いただいたみなさま、
いつもお手伝いしてくださるインポーターの方々、友人達、
重ねてお礼申し上げます。

どうもありがとうございました!!


そうそう、
ガスパショは8月23日の料理教室でもご紹介いたします。
まだ少しお席があります。

冬にはcakesで連載中の
ポルトガルの料理レシピとエッセイをまとめた本を発刊予定です。
お楽しみに!

2014/07/18

8月のポルトガル食堂予定日

ポルトガルでは“ガスパショ”と呼びます
暑さがいよいよ本格的になってきました。

8月のポルトガル食堂は

23日(土)お昼からを予定しております。

冷たいワインと夏らしいポルトガル料理を

予定しておりますので、
ご興味ある方はこちらまでどうぞ。

今月もあっという間に後半ですよ、
なんだってこんなに時間が過ぎるのが
早いんだろう。

最近は、次の本の出版に向けて
黙々と仕事をしております。
ポルトガル料理のレシピとエッセイを、
楽しく読める1冊にしたいです。
D社のSさん、
ちゃんと頑張ってますよー。